Archive for 2016年 9月

 今、田辺市立美術館、熊野古道なかへち美術館で「開館20周年コレクション展」が開催されています。
 本館では、「文人画ー南紀の画家たちー」
 熊野古道なかへち館では、「現代絵画―戦後の抽象ー」
 今日は、本館の方へ行かせていただきました。たまたま学芸員さんが説明をしてくださる時間で、ただ観て回るより何倍も楽しめました。「文人画」の優しい説明から、主な作品の説明、作品購入に至ったエピソードや、作品の背景等、興味深いお話を聞かせていただき、面白さが増しました。
 田辺出身の実業家・脇村禮次郎氏の「田辺に美術館を」との遺志により開館に至り、彼が収集した南紀文人画には逸品多く、このコレクションを中心に文人画が収集されているそうです。
 10月29日(土)午後1時30分から、「美術館の歩みとこれから」と題する記念のシンポジウムがあります。
館には、文人画に関する図書もたくさんありましたよ!

 白浜町で開催されました「DMO研修会」に参加させていただきました。日本語に訳せば、「目的地経営組織」。講師は、観光カリスマと呼ばれる山田桂一郎氏。少し前にも上富田町で山田さんの講演を聞かせていただいたところですが・・・・。山田さんは、スイス・ツェルマット在住で、日本でも観光、環境、まちづくりなど様々な肩書を持ち、ご活躍です。
 今回の先生のお話は、観光地経営ではなく、「地域経営」という視点で、「いかにして、地域が稼ぎ、人口を増やし、住んでいる人が、幸せになり、地域が豊かになるか?」と言う「問いかけ、叱咤激励」のようなものでした。
 地域が豊かになる、稼げるためには、「産業等の地域の総合力、民の知見をいかす。お金を回していく。地域全体で栄えていく」と言う考え方に立たなければならない。 先生は、観光をど真ん中に据えて、多種多様な産業を巻き込み、「全体で栄えていく」と言うことを何度も強調されておられました。
 前回もそうでしたが、時間も短時間でしたので、具体的な事と言うよりか、叱咤激励、「危機感を持って実行せよ!」と強いメッセージを残されたと思います。
 先生がお住まいのツェルマットは、世界中のお金持ちが滞在するリゾート地。先日、FBでお友達の方が、バリ島で過ごされている様子をアップされ、「何もないので落ち着く」とコメントされていました。とても美しいビーチで、休暇の度にゆっくり過ごされている所なのでしょう・・・
 それを見ながら、わが町、田辺市も2,3日滞在するリゾート地としても、十分質の良いものを提供し、満足感を持っていただけるではないかと考えましたが、何しろ「滞在する。ゆっくり落ち着いて過ごす。」ということを経験したことがないので・・・・研究したいと思います。

皆さん、こんにちは。
 朝晩はずいぶん涼しくなりましたが、日中はまだまだ厳しい暑さが続いています。体調は大丈夫でしょうか?
 台風16号が近づいておりますので、十分に備え、気をつけてくださいね。
 9月議会が始まり、先週私も質問に立たせていただきました。今回は、「オリジナルの婚姻、出生届け、証明書の発行」「持続可能な介護サービス」「若者のUターン支援」についての3点を質問させていただきました。
 1点目、オリジナルの婚姻届等につきましては、人生の最大幸福な時をを田辺市としてもお祝いすると言う意味を込めて、「世界遺産熊野古道などをデザインした証明書を発行してはどうか?」と言う提案をさせていただきました。
 2点目は、「2025年以降、介護サービスを担う人材の確保はどうか?」ということを中心にお聞きしました。「軽度のサービスは、住民、団体等の有償ボランティアを育て担っていただき、重度になれば専門家にという仕組みを徐々に整えていく」とお答えいただきました。2025年に向けて介護と医療の連携を含めた「地域包括ケアシステム」の構築についても進捗状況等、お答えいただきました。
 重度になっても安心して暮らせるよう介護の施設整備、医療と介護の連携への取り組みも進められています。康寿命を延ばし、健康なうちは、自分たちも周りの方を支える。それはまた自分自身の心身共の健康につながりますし、安定した介護サービスにつながっていきます。
 3点目は、Uターンフェアを取り上げ、現状、課題等をお聞きしました。一番可能性のある学校卒業後、数年の方たちが、戻ってこれるような取り組みを要望いたしました。来場者、参加企業の増加を図ると共に情報発信の方法についても改善に取り組み、充実を図れるよう取組むの答弁をいただきました。

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田辺市 佐井昭子
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