今日は。佐井 昭子です。

 先日から、私の周りで「熊野古道」の話題が頻繁に。昨日、財務省の事務次官を務められた真砂靖氏のお話を聞く機会がありました。高校の1年先輩に当たる方だという事で、親近感もわき、興味深々で出かけました。温和な、それでいて、大変お仕事の出来る方のお話でしたので、有意義な時間を持たせて頂きました。

 そのお話の中で、個人的な見解だと断られながら、「高度成長期は地方から都会へ。今度は、都会から地方へと人の流れが逆流するのでは」とおっしゃられておりました。そのようなご意見は、よく目や耳にする所ですし、私自身もそうあって欲しいと願い、そうだと思っている訳です。

 その中で、「へえっ!!」と思ったのは、真砂氏は「中学校時代に、『テント』を担いで熊野古道を歩かれた」と語られた時でした。私は中学時代は熊野古道の存在を知りませんでした。驚きと真砂氏への親近感が増しました。これは、田辺市の持つ大きな財産、「自然と言う財産」の話の中の事でした。

 これより、少し前、田辺市立美術館の協議会の折、ある委員さんから「熊野古道の本質は」と言うような問いかけがありました。 そしてその少しあと、田辺国際交流協会主催の講演会で、講師のアメリカ人ジェフ・バーグランド氏のお話の中でも「熊野古道」が。バーグランド氏も世界遺産登録以前に歩かれた事があるとか。(記憶違いだとすみません)簡単に紹介しますと「人間にとって一番大切なものが熊野にある。それは空気と水。もちろん食べ物もおいしい。熊野古道には宗教心を起こす何かがある。」と。

 さて、熊野古道の本質は?

 12月に、大河のメンバーと「塩見峠」を歩かせて頂くことになってます。月2回のウォークもなかなか参加出来ないのですが、健康のためにも出来るだけ一緒に歩こうと思っています。参加出来たら、また、報告しますね。

コメントは受付けていません。

Twitter
サイト管理者
田辺市 佐井昭子
saichan830@yahoo.co.jp