Archive for 2010年 11月
10月、11月は「秋祭り」。今日は、龍神「丹生神社」の祭りにご案内を頂き、行ってきました。昨晩の宵宮からだそうですが、境内は人と熱気にあふれていました。
この祭りは、飾られた地域ごとの屋台が練り歩き、激しくぶつかり合うのが特徴だそうです。 「すみません、すみません」と人を掻き分け、前の方まで行って押し倒されないよう気をつけながら、押し合いを眺めてきました。
若い人が多いのに驚きました。屋台を引いたり、笛を吹いたりしている方が、ほとんど若者でした。20代くらいの方も多かったように思いますし、女性も大勢いました。獅子舞を廻していたのも若者でした。地域の名前の入ったハッピを着た若衆ら、女性も、ほんとにカッコイイ!!と思いました。
「祭り」はハレですね。皆さんの顔が華やいでいました。エネルギーにあふれていました。私も、笛や太鼓の祭囃子に足取りも軽く、一緒に屋形を引き回してみたい気分でした。
このお祭りのために、故郷を離れている人たちも帰ってくるとお聞きしました。祭りのような老若男女が集える「ハレ」の場は本当に大事だと思いました。
こんにちは。佐井 昭子です。
今日は、芸術の秋の話題を。
先日、開会中の瀬戸内国際芸術祭のひとつの島、直島に行ってまいりました。日帰りの研修会があると言うことで便乗させていただきました。
目当ては安藤忠雄氏の「地中美術館」だったのですが、来場者が多く整理券を手にすることが出来ませんでした。残念ながら「地中美術館」は入れませんでした。
しかし、安藤さんが設計された「ベネッセ・ハウス」を訪れ、「家プロジェクト(使われなくなった家屋を改修して現代アートにしようと言う試み)」などを見ることが出来ました。
何も下調べせず出かけてしまったので、なんとなくブラブラ、雰囲気を味わうだけだったので、後で「もったいないことをした」と少し後悔しながらも、反面「先入観や思い込みがなかったのでよかったかな」とも思った次第です。
10月末で閉幕を迎え、大成功だったと報道されています。「105日間の海の冒険が大成功。 来場者は当初の予想の3倍を超える、約94万人だった」。 「高齢化が進む島に活気が戻った。若い人との交流は、島民にとって大きな財産」。「おもてなしの心 共感呼ぶ 知事、次回開催に意欲」
知事は「当初見込みの3倍を超える人が来場。皆さんのおもてなしの心が多くの共感を呼んだ」と評価し、実行委の総会で、2013年の開催に向けて協議を進める考えを示されたそうです。
田辺を朝5時に出発し、帰宅は午後11時過ぎ。ほとんどバスの中と言うハードなスケジュールでも行きたいと思わせる吸引力。もちろん、私が訪れた時も外国の方も多かったです。
この成功の要因をしっかり学び、さらに今後の展開に注目したいと思います。
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昨日は、「文化の日」。午後から「近露まるかじり体験」初体験のため、近露へ。
初めに「熊野古道なかへち美術館」へ。「渡瀬凌運雲展」が開催中。館内で思わぬ人と出会って会話に花が咲いたり、華やいだ雰囲気でした。しかし、例年に比べると「今日は人が少ない」そうでした。
美術館で出会った友人たちと和歌山県指定無形文化財である「野中の獅子舞」を見に車で野中へ。一緒にいたアメリカ人の友人は、「海外の友人に見せたい」と熱心に動画を撮っていました。光の具合を心配していたけれどきれいに撮れて、囃子の音が臨場感を増していました。
その後、近くの同級生が営んでいる「宿や」へ。イベントがあり忙しかったようだ。ランチの時間も終わり、お客も帰り、やれやれと言う頃に私たちがお邪魔。自前のお茶を振舞っていただき、しばし歓談。
寄り道をしたせいで、肝心の地元産品を見たり、体験をする時間がなく、陽が落ちてしましました。今年は人の入りはどうだったのだろうか。宿の主人の同級生は「出した品物は全部売れた!」と言ってました。他もそうだと嬉しいのですが。