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先日、国道168号線の道路整備促進の陳情ため、東京の国土交通省と衆参の国会議員会館を訪問した。

これは、現在は田辺市である旧本宮町と奈良県十津川村が昔から、協議会を作り、その整備に取り組んできた経緯のあるもので、年に一度、陳情を行っている。何故かこの東京行きに参加するのは3回目で、今回は副議長として同行した。

初めて参加した時は、道路整備の陳情と聞けば、地方が役人や国会議員に頭を下げ、公共事業をなんとか引っ張ってこようというような、あまり良くないイメージを持っていた。確かにその性格が全くないとは言い難いが、特に十津川の方々にとっては、そんな悠長なものではない。

十津川村内を南北に通る168号線は国道ながら、車が一台しか通れない幅の箇所がいくつもあったり、背の高いバスやトラックが通れないトンネルなどがある。切り立った崖の下を縫うように走る道路で、何年かに一度はがけ崩れにより通行止めとなる。村内唯一のこの幹線道路がダメになると、迂回には最悪、2時間かかり、救急搬送や妊婦さんの急な出産などにとても対応ができなくなる。災害が起こると周りからは孤立するのも確実だ。雨が激しく降ると、がけ崩れが起こる危険性がある箇所は通行止めとなり、小学校が休校となったのも今年はもう7回だそうだ。

村長さんや十津川の議員さんたちは、真剣な顔で「私たちの命の道をなんとか整備をして下さい。」と訴えておられた。これが本当の陳情というものなのだろう。今年もその熱意には心を打たれた。

そして、それよりも、こんな環境の道路の整備を、村が自分達で行う事ができず、東京にお願いに行かなければならないこのような仕組みになっているのは何故かという事を考えた。「地方分権」というものを具体論として考えなければならないという認識はあるが、まだまだ、もっと大きな壁があるように思う。

和歌山県選出関係の国会議員との懇談などもあったが、何か明るい気分にはなれない東京出張でした。

年に一度行われる公明党の支部大会が今年は田辺支部、西牟婁支部合同で開かれました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

来年度の活動指針となる重点政策案の議題、役員人事の承認などが大きなテーマとなる会合でしたが、今回、佐井あきこ議員が田辺支部 支部長就任の承認を頂き、新支部長としてスタートする事となりました。

私は昨年より和歌山第三総支部長と田辺支部長を兼務してきましたが、今回、総支部長専任となりました。8年間、未熟な支部長を支えていただいた田辺の皆様にお礼を申し上げますとともに、佐井新支部長のもと、田辺支部がさらに盛り上がる事を期待するものです。

これからは、南紀の地を思い切り走りまわりたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします

2日間にわたる文教厚生委員会のH21年度決算審査が龍神行政局で行われた。

田辺の議会では総務企画、建設経済、文教厚生の3つの委員会が設置されているが、一昨年より、秋にあるそれぞれの決算審査を旧町村の行政局で開くという取り組みが続いている。役所本庁からは距離のある地域の方々にも、委員会を傍聴してもらおうとの考えのものだが、年々傍聴者は減少しているようだ。

この委員会での様々な審査ももう、何回目かとなる。各論の要望については議論をしながらある程度、伝えてきたという思いがあり、今年の決算審査では、大局から総論的に意見を述べようと心掛けて臨んだ。

特に、子育てに関わる福祉施策や教育施策、国保会計についての展望などについては自分でも納得のいく話が出来たが、他では意に反し、視野の狭い各論議論を述べていると取られても仕方のない内容になってしまったものもある。そしてそれは、上手に話せたかどうかではなく、自身の確信や、謙虚さというような事に欠けている所があったんだろうなと、今考えていて思った。

「慣れ」というものを自分がどうコントロールするかに課題が見えた、といったところでしょうか。

年に一度行われる田辺市及び周辺町村の議員研修がホテルハナヨで行われた。
これは、すさみ町、白浜町、上富田町、みなべ町、田辺市の議員が集まり、一年に一度研修と懇親会を行うものだが、今年は田辺市の当番で、議会運営について、特に政務調査費に対する考え方などについて講師を招き勉強する事となっていた。

講師の方は、歯に衣着せぬ物言いながら、しかし、その人柄を思わせる温かさもあり、又、自身の経験からの確信に基づく内容には力強さもありと、大変、聞きごたえのある講演だった。

話の中には自分と意見の合わない事も多少あったが、総じて、地方の議会というものに期待されている事は、普段、自分が考えている議会としての理想に近い所があり、そのため楽しく又、親近感を感じながら聞かせてもらった。

「今、議員として出来る事をパフォーマンスなどではなく、淡々とやり続ける」という事にさらに確信が持て、又頑張ろうと思った。

22日、9月議会にあげられている補正予算等の審議を行う文教厚生委員会が開かれた。

あらかじめ、質疑、発言を行おうと決めいていた国保人間ドック補助金の申請者が増えている状況についてや、学童保育の指導員の増員の事、建設が予定されている50床の特別養護老人ホームについてや、廃校となっている下山路中学の利用について等々、意見を述べた。

最近、大なり小なりの様々な事柄を通して、地方議員というものの理想的な「政治活動」とはどんなものだろうかという事をよく考える。様々な過程で、議員が自身を事実以上に立派に見せようとする思いや、又、自分の意見が絶対に正しいと思っているなど事を見るにつけ、その事から逆に、自分を客観視し、等身大の自身はどうか?自分の正しいと思っている意見は本当にみんなにとっても正しいのかなどを判断しようとする癖がついてきた。

議員活動としての、例えば一つの目的の達成に向かう途中での過程などは、パフォーマンスでもなければ、一方、光の当たるものでなければならない訳でもない。こう決めれば思考や行動がどんどんシンプルになっていくはずだという予想がある。地方議員の理想像とはこれだ!というようなものが自分の中で確立したというには程遠いが、議員9年目にして何か、今までとは違う感覚で、目指すべきだと感じている所がある・・・

9月議会が開会し、7月豪雨での災害復旧費や過疎地域の自立促進計画、国保の人間ドックの補助金増額補正などなどを含む補正予算案などの議案があげられた。過去に議会質問をして取り組んできた施策に関する議案もあり、その内容などについての質疑を考えておこうと思う。なかには、専決処分事項で、市有地にはえるヤマモモの木の枝が伸びて境界を越え、その下に停めていた車に実が落ち、染みをつくったとの損害賠償などもあった。(驚きましたが・・)

本会議終了後には、H27年に開催予定の和歌山国体で利用する事になるスポーツセンターや、三四六の野球場周辺、目良の市営球場、弓道場などの総合的な施設整備事業についての計画、経過報告を受ける特別委員会が開かれた。

いよいよ、その設計の業務を委託し、形が見えてくる所へと入っていく事になるが、12月ごろに上がるであろうその予算について、なんとか安くならないかとの思いから集中的に質疑をした。しかし、国、県、市との縦割り申請主義の壁は厚いようで、少し、時期がずれるかどうかの差で国からのお金が出たり出なかったりするそうだ。職員の方々は淡々と、そのルールを当然の事と受け止めているのだが、民間の会社で働いた経験からすると、単純に、同じ事をするにあたって、時期がずれるだけで国の補助がついたり、つかなかったりという事に納得がいきにくい。

不毛なやり取りをしているようで途中で差し控えたが釈然としないものだった。

7月の選挙が終わり、お礼の挨拶周り、選挙中に対応できていなかった相談事、和歌山や北海道への視察、地元町内会での田辺祭りの手伝い等々、驚くほどあっという間に8月になってしまったなと思っていた矢先の先週、左の耳の下に違和感があり、触ってみると腫れがあった。何日か前に海水浴に行ったので、耳に水でも入ったかなと一瞬思ったが、先月、娘がオタフク風邪にかかっていた事を思い出し、愕然とした。

「うわー、やっぱり子供の時にやってなかった」と慌てたが、それから4日位の間に顔が将棋の駒のように膨らんだ。医者に解熱、炎症を抑える薬をだしてもらって過ごし、今、ようやく峠を越えたという所だ。

大 人がかかるとキツイと言われる中、幸い高熱になることはなかったが、腫れと痛みはそれなりのものだった。何カ月か前にはカツオについていた虫に胃の壁をく われ、ショック症状で卒倒するという事もあった。なかなか経験する確立の低い事を今年はもう2回もやってしまったようデス。

毎年、年末か年度末に多いと感じている債務、競売、税の滞納といった相談の件数がなぜか今年は8月になってからも多く、その対応に追われている。まだまだ景気が悪いのか、世間の時期、リズムというものが何らかの理由で薄まりつつあるのか、わからない。

とはいえ、オタフク菌を撒き散らす訳にもいかず、自宅で電話での対応ばかりだ。

大変ご迷惑をおかけしております・・

17、18日と日本自閉症協会の全国大会が和歌山市であり、同僚議員と参加した。

初日は茂木健一郎氏の記念講演等があり、二日目は各分科会別の勉強会だった。2日間を通して大変有意義で、自閉症支援についての現状を大きく理解する事ができたのと同時に、考えさせられることも多く、終了後も深く余韻の残るものとなった。

茂 木氏を含め多くの方々のお話を伺ったが、際立って、とくに二つの考え方についてなんだか心が揺れた。おおざっぱに言ってしまうとつまり、一つは、自分の意 に反する我慢などに大きなストレスを感じ、抵抗しようとする特性の自閉症の子供達に対し、なるべく小さい時から、叫んでも噛みついてきても淡々と、基礎動 作、学習の訓練を続ける、やがてそれに慣れ、ほめられる事を喜び、さらにステップアップ出来、究極の目的である就労に結びつけようというものだ。

自 閉症の子を持つ親の最大の不安は、自分たちがいなくなったときに我が子が生きていけのかという事だそうだが、ともかく、大人になったときに働く事が出来る という事を支援教育の目的とするという考え方だ。実際、会場でも、一人の子供が小さい時から支援学校で訓練を受け、少しづつ様子が変わり、何年か後、最後 は作業所でパン焼いているという映像があった。

も う一つは、そもそも日本という国の画一的な個性のない子ばかりをつくる、全てを標準化しようとする教育が大間違いだ。自閉症教育や支援についても、基本的 にはこの考えに基づき、健常な子供たちのカリキュラムに対してどこまで出来るかという考え方があり、文科省の役人が考えるこういう支援教育をまず、否定せ よといった内容のお話だった。(茂木氏ですが・・・)

茂木氏は「自閉症の子どもたちの持つ、例えば、景色を一瞬で記憶する事や、本を考えられない早さで読むなどの特性を、その事のみに集中させてやってでも伸ばすべきで、出来ない事を他と同じようにさせようとする必要はない。個を重んじる先進諸外国では特性を伸ばす事のみ(つまり、好きな事)を 家庭で行う事が出来、結果、分野でトップといわれる例えば、コンピューター技師や芸術家が生まれるなどの土壌がある。つまり、発達障害などをはじめから、 一つの特徴ある個性と認めているからだ。日本では何か上から目線で、この子たちを個性のない普通の子に標準化しようとする癖があるのではないか・・・(大意です) 」等々述べ、会場におられる役人や、現場教職員の方々には少し耳のいたい話でもあった。

二 つの話を聞いて自分の中にどう取り入れたらいいのか、まだ解らないのだが、前者の話を聞き、ビデオを見ている時、この話をされた方の言葉に「指示通りでき るようになった。支持をまもれるようになったのでよかった」という表現が多く、違和感があったのは間違いがなかった。一方、茂木氏の言うのは理想としては 間違いがないのだろうが、日本の中で、日々並大抵ではない苦労をされている自閉症の子供たちと向き合う親や支援者にとっては、単なる抽象論にしかならない だろう。

「政 治」をやっていて、方法論のみを追求する事は実は本末転倒で、根本解決にはつながらないと感じる事がよくあるが、今回は、二つの意見、後者に心は賛同し、 前者に違和感を覚えながらも、なんだか、自分の立ち位置が定まらない。大会参加が有意義だったのは間違いがないのだが・・・

長くなりました。投げかけのみで終わってしまいます・・・・

7月11日を目指して取り組んできました参院選挙がおわりました。おかげさまで、3選挙区の当選、比例区6人の当選をさせていただきました。担当支援をしていた浮島智子さんが公明比例の7番目、次点となった事は少し残念ですが、ともあれ、昨年の状況を思うと、よくここまで盛り返せたものだと思っています。お世話になった皆様にお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

昨年の衆院選挙結果は公明党には本当に厳しいものでした。以来約1年、 今までにはない気持ちで議員活動や党活動に取り組んできました。与党民主党の評価が落ちたというような世間の環境以前に、党の議員という主体者として自分 たちが何を行い、何を創り上げるのかを真剣に考えてきました。今回の選挙結果如何に関わらず、自身にとっても大変意味のある経験をさせて頂いたと思ってい ます。

又今回は、本番が近づくにつれ、実感として肌で現場の様々な空気を感じ、又、手ごたえのあった選挙でもありました。いずれにせよ、昨年の結果を受け止めての経験と併せて、大きな財産となりました。ご支援頂いた皆様も、この1年は本当に様々な思いがあったかと思いますが、重ねて、今回の結果はその応援のお陰です。本当に有難うございました。お礼を申し上げます。

上程されていた全ての議案が可決され、6月議会が閉会しました。

今 議会では、和歌山国体に備えての三四六スポーツセンター周辺を含む、施設整備事業についてや、共産党議員が紹介となっている「国保に関する請願」、又、女 性議員が署名議員となっての女性差別撤廃に関する意見書等々についての議論などが行われたが、市当局と対峙しての議論というよりは、議員どうしがそれぞれ の考え方、思想信条などをもとに論戦をするといったことが多かった。

議員になってそろそろ(?)、あっという間に(?)、9年目を迎える事となる。2、3年 位前から、この種の思想信条を基とした論戦については、目の前にある「お題」としての議案や意見書の文言のみにとらわれず、もっと深く、もっと広い視野で 理解し、かつ自分の信じる立ち位置から確固たる思いで臨めるようになりたいと思ってきたが、今議会ようやく、それが少しずつだが出来るようになってきたか なと、はじめて自分で感じた。9年となると議員という仕事に妙な慣れが出来てくる頃だが、今回、少し感じたこの感覚を大事にしたいと思う。

参院選があと4日だ。大変な忙しさだが頑張ろうと思う。

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田辺市 小川浩樹
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