昨日、「環境」についてのご相談が2件あった。自宅近くで異臭に悩まされているというご相談と、地球温暖化を危惧しての二酸化炭素排出について一度、お話をしたいという方とお会いする事だったが、2件ともスケールの大きさは違えど、「環境」というテーマついての相談だった。「福祉」や「教育」というように環境という言葉が定着したのは最近だと思うが、地球温暖化という大きなテーマもあり、その議論や重要性は日々大きくなっていくだろうと思う。
少し前に地球温暖化についての講演を聴いたことがあるが、今でも覚えている興味深い話があった。日本はコンビニやスーパー等々、賞味期限が切れた食品や弁当などを1日に何千万人かの食料になる量を捨てているそうだ。そしてヨーロッパなどの環境に対する意識が進んでいる地域との差を1つの例を挙げて紹介された。
日本人は自宅の冷蔵庫に牛乳パックが2本入っていれば当然、製造の古い、賞味期限が早く来るほうから飲むのに、スーパーで牛乳を買う時には奥から引っ張り出してでも製造の新しい、賞味期限があとの物を選ぶ。環境の意識の進んだ国では、スーパーでも、当然のように製造の古いものから買い、それは、古いものが残ってしまうと、スーパーはそれを廃棄処分しなければならず、みんなでそんな事をしていると、莫大なムダが生まれる事を皆、知っているからだそうだ。
日本人が賞味期限の新しいものから買う姿はその方たちから見ると、「クレイジー」な行為で、電車に乗るのに並んでいる人の順番を堂々と抜かしていくようなものらしい。ましてや、それを子供に教えるなど、考えられないという事だそうだ。
この話を聞いて、「常識」を定着させるという事がいかに大事かという事を考えた。正しいか、正しくないかという事は案外、その時々の常識によって左右されるものだ。日本では飲酒運転でさえ、ほんの7、8年前までは今で言うほどの社会悪と捉えられてはなかった。様々な経緯、努力があって、根絶すべき社会悪との共通認識に至っている。「環境」についても日本は後進国だが、一人一人の生活の中での「常識」として成り立つような、一つ一つの施策を考えなければいけないと思う。
午前10時の第一小学校の入学式と、午後1時半の明洋中学校の入学式に来賓として出席させて頂きました。
議員が来賓として参加するのは、現在在住の校区の学校という事になっているが、私は大阪から帰ってきて住んだのが実家なので、小中学校ともに自分の出身校の式に参加している。
第一小学校の入学生は今年度、34人で1クラスだ。昨年の入学生より、とうとう1クラスになったのだが、旧市内の他の小学校校区や、又、明洋中学校の生徒の減り方と比べてもその割合は大きい。私の時は4クラスで170人ほどいたように思う。それでも、丙午(ひのえうま)の学年で、前後の学年より1クラス少なかった。休憩時間などは、それこそ芋を洗うような状態だったが本当に楽しかった。管理棟の建設工事を行っているので、講堂ではなくプレハブの中で、在校生の参加は全員ではなく、2年と6年のみという状況で行われたので余計色んな事を考えたのかも知れないが・・・
とはいえ、小中の入学生を見ていてなんとも言えない様々な感情が生まれる。おおらかに、寛容に、誠実に育って、生きることを全うして欲しいと本当に思う。
今日から一般質問が始まったが、その前に道路特定財源の確保についての論争が議場であった。私は地方にとって道路特定財源は必要だと思っているが、賛否両論からの意見が相次いだ。
この問題がマスコミ等で連日取り上げられているが、私は、道路特定財源がどれだけ必要なのかという問題と、暫定税率を廃止してガソリン代を25円安くするという話はたて分けなければならないと思っている。国道168号線という道路について旧本宮町、十津川村の方々の陳情で、妊婦がいよいよ子供が生まれよという時に病院まで1時間以上かかる事や、行き違いも出来ない箇所ががけ崩れでふさがると迂回に1時間半かかるなどの話を聞いたことがあり、全国の地方にはこういうか箇所がまだまだあることを知った。道路財源が地方にとって必要なのは間違いないと思う。
しかし、道路中期整備計画の中味の精査やその10年という暫定税率の延長期間、又一般財源枠を増やそうとする努力などは当然与党も修正を考えるべきだ。ましてや国土交通省内の無駄を削る努力などというのは当たり前の話だ。
そして、その上で、それらの議論と全く違う次元で今すぐに暫定税率を廃止しガソリン代を安くすれば言いというのは無責任だ。不景気な世相を反映して世論を二分しているが、それなら、先ほどのような本当に必要な地方の道路についての詳しい財源を示した上で述べるべきだ。道路特定財源の中味ををどうするかという建設的な意見と、すぐにガソリン代が安くなるような話を混同させてしまう事には、その様に思わせているマスコミ報道も含めて疑問を感じている。
昨日、3月議会が開会した。この2日間は当局からのH20年度の予算の内容提案説明を聞いた。3月議会は毎回、市長の所信表明から始まるが予算審議もあり期間も長く、他の定例議会とは雰囲気が違う。
今議会に紀南病院の跡地の土地所得予算があがるが、そこに建設予定の図書館を含む建物について、加えて欲しい施設がある。どうしても、議会までにその意見に自分で確信をもちたくて、急遽、月曜日と火曜日に愛知県長久手町と滋賀県米原市に同種の施設を見学に行った。二週間前に見た前橋市の施設を含め、文化複合施設に多くの方に来て頂くのに今の時勢、どのようなものが住民のニーズなのか、だんだんと確信に近いものになって来た。当局と様々話をしてみようと思う。
旧本宮町の方から、市民相談を2件伺ったが、今週の平日は足を運べなかったので今日現場にうかがった。1件は水路の改修についてで、もう1件は道路の舗装についてだった。議員や職員さん等々、旧本宮町の方と多く知り合いになり、その方たちと旧田辺市内でよくお会いするたびに、なんとなく本宮が近いところのような感覚になるが、今回のように自宅から車で1時間半かけて現地に行くと、再び本当に広い市だということを実感する。
夕方からはハナヨで植芝盛平のゆかりの4市町村の友好都市提携の調印式に出た。遠くは北海道の遠軽町というところとの提携で、多くの方が交流にこられていた。縁を機としての偶然のように見える人と人との交わりについてその必要性を考える事があった。