木更津市では来年度より、新生児聴覚検査の一部公費助成が決定しました。渡辺市長から発表された令和2年度の施政方針にも示された事業です。
平成30年6月議会の個人質問において、取り上げた経緯があります。質問の一部をご紹介します。
「先天性の聴覚障がいを早期に発見するための新生児聴覚検査は、全ての新生児に対して受診が必要と考えます。産院で実施する新生児聴覚検査費用は、平均で5,000円から6,000円程度かかります。助成は受診者の経済的負担を軽減することで、未受診者の受診促進や、早期受診により適切な支援につながる効果が考えられるため検討をお願いします」
※ 先日の予算審査特別委員会での質疑をまとめてみました。答弁は子育て支援課です。
Q.新生児聴覚検査の対象者と助成額は?
A.対象者は、令和2年4月1日以降に出生した児で出生後50日までの児を対象とします。助成額は、検査費用の一部負担として上限3,000円とします。
Q.検査できる場所は?
A.助成事業として新生児聴覚検査を委託するのは、管内の6つの産科医療機関となっています。
Q.生後50日までの児を対象としたのはなぜか?
A.新生児聴覚検査は、ほとんどが出生後2~4日目に初回検査を実施していますが、里帰り先の出産病院に聴覚検査機器がない場合は、木更津市に帰ってから検査を希望するケースがあるため、出産病院での1か月健診を終えて帰ってくることを想定し、出生後50日としました。
Q.里帰り先で聴覚検査をした場合の対応方法は?
A.里帰り先の医療機関で新生児聴覚検査を実施した場合は、検査の領収書等を子育て支援課窓口に持参していただき償還払いを行います。これにより、里帰り出産でも早期に検査ができると考えております。
これからも子育て世代の応援ができるよう頑張ります。長文を読んでいただきありがとうございました。
昨日は木更津市都市計画審議会が開かれ委員として出席しました。冒頭渡辺市長の挨拶のあと、審議会の北野幸樹会長(日本大学教授)を議長に、「木更津スポーツヴィレッジ中郷地区の地区計画 」「木更津駅西口景観形成重点地区の指定」ほか5件の議事について中間報告等を受けました。他の委員や会長のご意見も参考になりました。
中郷地区の地区計画の案件では、すでに皆さまもご存知のように、学校再編後の中郷中学校跡地を活用し、地域活性化事業を行うため、公募により選定したローヴァーズ(株)と不動産貸付契約を締結しています。
中郷地区のシンボルとして親しまれてきた70年の歴史ある中郷中学校は「人と地域をスポーツで繋ぐ」というコンセプトのもと、サッカーやバスケットなど、様々なスポーツの合宿のできる交流施設として生まれ変わります。
https://www.city.kisarazu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/198/siryou.pdf
2月14日から始まった3月定例会は、本日が最終日の本会議でした。
※議会内ではマスク着用ですが、写真に収まるためマスクを外しました。手にはマスクが‥
9時から開催された議会運営委員会を傍聴後、10時からの本会議では、各委員会委員長より行政視察等諸報告の後、議案等の審議を終え、追加議案審議を行いました。
本会議終了後は、議員全員協議会にて7議題(中規模ホール基本計画、新火葬場整備経過報告、新型コロナウイルス感染症等々)について説明がありました。
また、現在の仮庁舎の賃借期限が令和6年度末までという事から、新庁舎整備事業を審査するための「市庁舎整備特別委員会」が設置されましたのでご報告いたします。市にとりまして重要案件であるため、議員全員が委員会のメンバーとなり議論いたします。
明日は木更津市都市計画審議会の会議に委員として出席します。
きょうは3つの委員会協議会に傍聴議員として出席しました。
低炭素社会調査特別委員会協議会では、環境部より地球温暖化対策実行計画素案の説明がありました。計画は民間の知恵やアイデアを活用し、新たな財政負担が生じない事業を目指します。今後市のホームページにも掲載されますので、私たちが身近に出来る省エネ対策などを考えるきっかけにもしていきたいと思います。
交通政策特別委員会協議会では、富来田地区において予約制の新たな交通システムの導入計画について説明を受けました。交通不便地域の要望は、市内どの地域でもお声が上がっています。今後、特に力を注ぐべき課題となっています。
建設経済常任委員会協議会では、かずさクリーンシステムに代わり、令和9年度供用開始の広域廃棄物処理施設(君津・安房地域の7つの自治体による)事業の優先交渉権者及び建設地が決定したとの報告がありました。詳しくは本日配信の木更津市ホームページをご覧ください。
https://www.city.kisarazu.lg.jp/jigyosha/nyusatsu/koubo/1005212.html
3日間に渡り開催された、令和2年度当初予算審査の特別委員会は19日に閉会となりました。膨大な予算書から気づいた疑問や質問、改善点や要望、提案ほか、新型コロナウイルス感染拡大や、昨年の台風被害を踏まえての予算執行に関する内容も、委員として発言させていただきました。
審議した予算規模は、一般会計470億2千900万円(前年度当初予算比は4.6% の増)です。4つの特別会計(国保、後期高齢者医療、介護保険、公設地方卸売市場)の総額は254億4千230万円、公共下水道事業会計は65億7千490万円で、一般会計との合計額は790億4 千620万円(前年度当初予算比は6.5%の増)です。
来週25日の本会議にて正式に採決となります。