千葉県南市議会議長会主催の議員研修会が東金文化会館にて開催されました。
最近の大規模災害に学ぶ 〜自助・近助・共助でつくる地域防災〜と題して、防災システム研究所 所長 防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏の講演を受講。大災害時に取るべき議員の使命や実践的な対策の必要性、近くで助け合う大切さを学びました。
今日の研修で私がこれは!と感じたことを少しお伝えしたいと思います。
○ 大規模災害に備え、せめて一週間の備蓄は必要。悲観的に準備して、楽観的に過ごす。
○熊本地震時、車中泊が2000台。下水管が壊れてトイレが使えないので、家は壊れていないが避難する事になってしまう。トイレの防災備蓄や食料備蓄があれば避難しなくて済む。
○自分や家族を守って初めて人の命が守れる。
○自治体は、自然災害から助かった生命を、その後の震災関連死が多いことを恥ずかしい事と思わなければいけない。明確な関連死0の具体的な数の目標を。
○職員が頑張りすぎて不眠不休で次の犠牲者が出ないよう、議員の役割をここで発揮すべき。
○ 形式的に対策すれば、いざとなったら役に立たない。実践的なマニュアルづくりを。何もしなくても安全な方向へ傾く仕組みづくりを。
○避難訓練、消火訓練、救助訓練は生命を守る訓練。災害予防訓練をしっかりと。避難訓練が「ごっこ」にならないように。「ごっこ」をやっていると参加者が少なくなっていく。在宅避難生活訓練が効果的ではないか。地域ごと、家庭でもできる。実践的な訓練を。避難所はできれば行かないに越した事はないので。
○老若男女に配慮した避難所運営。
○避難所でのリーダーの目配り、心配り、助けを待つばかりの避難所ではなく、力を合わせ困難を乗り越える避難所。笑顔の絶えない避難所。実践的で地域のコミュニティのある避難所は、震災関連死なし。
○一人一人の心の堤防を高くせよ。
津波時は原則車で逃げない。徒歩で。
○阪神淡路大震災時、大揺れまで3.5秒。逃げるくせをつける。議員の仕事は、住民の意識の変革。
○地震時、安全ゾーンを作る。閉じ込められない空間。一時避難所をつくる。S波になったら動けない。地震速報後の訓練を。空振りでもやるべき。やればいざという時、身体が動かなくなる凍りつき症候群にならない。
○防災大掃除、防災用品点検の日の設定を。7年経って忘れかけている人に有効。
○緊急時に向こう三軒両隣、遠くの人が見守りはできない。助ける人は近くにいる人。
○防災運動会、大声大会、とりたて野菜即売会。ちょっとの工夫が大事。
○沼津市では防災井戸端会議の設定、昭島市ではご近助カードをつくり互近助さんの歌を作成。
東日本大震災から間もなく7年。改めて私たちのまちの防災を考えていきたいと思います。
長文を読んでいただきありがとうございました!
これから地元区長会の懇親会に参加します。
ホテルニューオータニ幕張にて、公明党千葉県本部主催の「新春の集い」が開催されました。
県内の国会議員、県会議員、首長、各企業や団体の皆様をご来賓にお迎えし、昨年よりも300名増の約1500名の集いとなりました。私も木更津市内から6名の皆様にお声掛けをさせていただきました。ご列席に感謝申し上げます。
ご来賓を代表して、森田 千葉県知事、櫻田 自民党千葉県支部連合会会長、斎藤 農林水産大臣よりご挨拶をいただきました。
公明党からは、千葉県本部幹事長・平木大作 参議院議員、前国土交通大臣・太田昭宏 全国議員団会議議長が挨拶をされました。
公明党のロゴマークは太陽です。太陽は誰人にも分け隔てなく平等に光を注ぎます。私たち公明党議員は、そんな太陽のような存在であり続けたいと思います。2018年も今日から新たな決意で出発します!
※ 役員の任務に就いていたため、会場内には入れませんでしたが、昼休憩時間に公明党マスコットキャラクターのコメ助と、袖ヶ浦の前田市議と一緒に撮影しました。