初めての代表質疑
仙台市議会本会議において会派を代表して代表質疑に立たせていただきました。経験の浅い私に、このような重責を任せ、全力で応援して下さいました会派の皆様に感謝しています。
何回かに分けて、抜粋をご報告します。
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公明党仙台市議団の竹中栄雄です。
新型コロナウイルス感染症によって被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、感染症拡大の中、ライフライン維持に欠くことができない仕事に従事されているエッセンシャルワーカーの皆様に心より感謝申し上げます。
会派を代表し、今定例会に提出されている各号議案並びに喫緊の課題について順次質疑してまいります。
■仙台市一般会計補正予算について
◎若林区役所維持修繕でプラスチック削減の先進的な冷水機導入を!
冷水機という共有の水飲み場は、ペットボトルのミネラルウォーター販売が普及されることにより一時需要が減りました。しかし、近年のプラスチックによる海洋汚染の防止のほか,ごみ減量,地球温暖化対策を図るため、冷水機が見直されております。京都市でもペットボトルなどの使い捨てプラスチック製品等の使用を抑制し,マイボトル等で給水できる環境を整備することで,市民等のライフスタイルの転換を図る取組みが行われております。使い捨てプラスチックの削減には、マイボトルの利用促進も重要だと考えますが、本市の考えをお伺いいたします。若林区役所大規模修繕において、老朽化した冷水機を先進的なマイボトル給水型で、さらには車いす対応のユニバーサルデザイン型の導入を考えてはいかがでしょうか、ご所見を伺います。
◎公営住宅・指定管理者の責任と防犯カメラ設置
ある復興公営住宅の自治会長さんからの相談で、「数年来、火災報知器が頻繁に警報が鳴り、その対応に追われる」という相談を伺っておりました。この10月に、ご当局の調査により、「住居の電気ブーレカーが落ちて電力供給が停止した時に、点検エラーとしての警報音が鳴る」ということが判明したとのことであります。これと同じシステムが導入されていたのが、3つの市営住宅と7つの復興公営住宅でした。早朝でも深夜でも警報が鳴るたびに自治会長さんや近隣が、原因の判明まで対応されておりましたが、今回を機に、あくまで防火責任者は指定管理者であるとの確認がされたところであります。防火対策について改善されたご当局の対応を評価するものであります。
しかし、一方で防犯対策については、まだ不明確な点があります。公営住宅内で起こった犯罪や嫌がらせについても対応しているのは自治会長さんなどの住民が中心となっているのであります。公営住宅内で起こった犯罪・通報を伴うような嫌がらせ等、入居者の安心・安全な生活を脅かすような事態があったとき、これに責任を持って対処するのは、町内会・自治会ではないと思いますが、いかがでしょうか?ご所見を伺います。