◆6月17日、個人質問
コロナ以降、実は世界が一体なんだと多くの人が気付き、他人などどこにもいないことを思い知らされる半面、わが身の防衛となると、世間では他者が見えなくなる人のなんと多いことか。
民意を反映するのが政治とはいえ、国も地方も舵取りが本当に難しい局面が続くが、それでも困難を使命に変えて前へ進もう。大衆とともに。
以下、6月議会の報告です。
1.岡山城主要部跡地整備の方向性について
岡山市は、旧城下町エリアを整備するにあたり、「岡山城主要部跡地整備の方向性」を取りまとめました。
そこで、滞留・中継機能を備えた便益施設について質しました。
一つ目は「どんな機能を整備するか」です。
参考にしたのは、熊本城の二の丸駐車場近くにある「桜の小路」です。整備プロジェクトとして、地域の多様な関係者がチーム一丸となって新しい土地活用にチャレンジした結果、熊本県下から選りすぐりの二十数店が軒を連ねるお食事・お土産処として観光地の滞留機能を充実し、来場者をもてなす機能強化に成功した事例です。便益施設は今回の整備には欠かせません。
二つ目は「どこに整備するか」です。
旧内山下小学校だけでなく、原理的には、現市民会館の底地と、旧NHK跡地においても施設整備が可能ですし、市有地ではありませんが、RSKさんを含めるか含めないかで、デザインは大きく変わります。
政策局長:熊本のコンセプトは岡山市の整備の方向性に通じるものがあり、こうした事例も踏まえつつ具体的な整備方針を検討する。
また、便益施設整備をする場合、旧内山下小学校跡地に限定する意図はなく、案を公表した段階からRSKとも個別に情報を共有し、ワークショップやサウンディングについても随時連絡している。
2.現市民会館のメモリアル事業について
幕を閉じる施設の多くは、閉館後、取り壊されますが、解体される歴史的建物の“廃材”を家具やアクセサリーなどのメモリアルグッズに再生する民間の事業が好評を博しています。
手掛けているのは「ぴあ株式会社」で、歴史的価値の高い施設やホールの建て替え、解体等でうまれる廃材を、思い出の詰まった貴重な遺産と捉え、新たな価値を見出せる商品として再生するプロジェクトです。
記憶の刻まれたモノがリサイクルで生き続ける、とても良い事業です。本市においても、予定している閉館記念事業の第2弾として、今から検討してはいかがでしょうか。
大森市長:市民の思い出を形に残すということは、市民の思いを大切にすることに繋がる。事業の可能性を検討したい。
3.不登校児童生徒支援員の配置について
本市では、平成22年から増加傾向にある不登校の深刻化を防ぐ早期の対応策として、「不登校児童生徒支援員配置事業」を行っています。
学校を休みがちな子ども、別室登校をしている子ども、授業に入れない子どもに支援員が対応し、課題解消率が概ね5割前後と一定の成果が得られています。
支援員の配置校は、小・中学校合わせて82校からスタートしましたが、年々ニーズが増加し、本年度は合わせて99校まで増えています。
しかし、昨年度、支援員を175日配置したのは13校に過ぎず、学校の要望に応えられていない状況が見て取れます。その一番の原因は、予算が当初から82校分のままで据え置かれており、毎年の予算の要求段階で、ニーズの増加を反映してこなかったことにあります。
そこで、来年度の予算編成に向け、実態を把握し、しっかりと準備するよう求め、教育長に、支援員さんの声を聴くなど、現場の調査を提案しました。
教育長:支援員の配置については、各学校の状況や実態、教職員の配置の状況等を勘案し、事業費の確保に努めていく。









