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4月9日、公明党岡山市議団で発達支援センターを視察。

未分類 / 2013年4月13日

赤ちゃん体操と呼ばれる独歩獲得までの指導

訪問したのは「岡山白ゆり発達支援センター」、市議団から則武、福吉、竹之内の3人でお邪魔いたしました。当所は2年前に岡山県から障害児福祉事業者として指定を受け、今年4月には岡山市から障害児通所支援事業者として指定を受けています。
利用者の多くはダウン症のお子さんと保護者で、近隣のみならず広域から通っておられるとのこと。所長の石原忍氏いわく、子どもさんの発達支援といっても、親を育てるのと子どもを育てるのとフィフティフィフティなんです。保護者ケアをしないと子どもは変わらないし、子どもが変わらない(成長しない)と親の信頼は得られないですから。
今の課題は何かと尋ねると、行政に関しては、診断をとるのに何か月もかかること。誰でも診断という訳にはいかないにしても、基準を担保しながら、もう少し「待ち」を減らす努力が必要、と。
またご自身のことについては、今の形態では十分な受け入れができない(施設面でも人数においても)ので、児童発達支援センターへの移行が必要になってきており、認可の課題に直面しているとのこと。

向かいの男性が石原所長です。

ちなみに、児童発達支援センターというのは、
地域の障害のある児童を通所させて、日常生活における基本的動作の指導、自活に必要な知識や技能の付与または集団生活への適応のための訓練を行う施設です。
福祉サービスを行う「福祉型」と、福祉サービスに併せて治療を行う「医療型」があります。
障害児に対する通所施設は、以前は障害種別ごとに分かれていましたが、複数の障害に対応できるよう平成24年度より一元化が行われました。ただし、これまで同様に障害の特性に応じたサービス提供も認められています。
対象者はというと、
・身体に障害のある児童、知的障害のある児童または精神に障害のある児童(発達障害児を含む)
・医療型については、上肢、下肢または体幹機能に障害のある児童
・児童相談所、市町村保健センター、医師等により療育の必要性が認められた児童
ただし手帳の有無は問いません。
また、福祉型の児童発達支援センターというのは、
・日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練など(児童発達支援)
・授業の終了後又は休業日に、通所により、生活能力の向上のための必要な訓練、社会との交流の促進等を行う(放課後等デイサービス)
・保育所など児童が集団生活を営む施設等に通う障害児につき、その施設を訪問し、その施設における障害児以外の児童との集団生活への適応のための専門的な支援などを行う(保育所等訪問支援)
があります。
訪問している間、何組もの親子が独歩にむけて指導員にサポートを受けていました(赤ちゃん体操と呼ばれています。ダウン症のお子さんは歩行もしゃべりも一般的な平均よりも遅れがちです。それは体と脳の関係において、独歩できることとしゃべることがつながっているからだそうです。ダウン症に限らず歩けるようになったらしゃべれる(歩けるようにならないとしゃべれない)、そんな願い(目標)に向けたお母さんの優しくも真剣な表情に接し、福祉の充実を決意した視察となりました。