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人をつなぎ 未来をつくる

12月4日、衆院選公示日の緊迫感の中、個人質問に。

未分類 / 2012年12月27日

今議会は6月・9月に続いて一問一答方式での試行が行われました。私は冒頭一括質問での一問一答方式は、6月にすでに試しましたが、9月の分割質問方式のほうが、議論が判り易いと感じました。すでに自分の中で結論がでておりますので、今回は従来の一括質問を選択し質問戦に臨みました。以下、要旨をご報告いたします。

◆広報と申請主義の見直しについて
本市では、国保に加入している人が死亡したとき、葬祭を行った人に葬祭費として5万円が支給されます。しかし1年間の申請率を調べたところ結果は9割弱でした。
 このように、申請して初めて行政サービスを受けられる「申請主義」には課題があります。制度を知らない人はサービスを受けられないという問題が生じるからです。
 では行政のお知らせは市民に届いているのでしょうか。代表的な広報紙「市民のひろばおかやま」を読んだことのある市民でさえ約4割に過ぎません。市民に情報を発信したかどうかではなく、行政が情報を市民に届けることに責任を持つことがより重要になります。
 一方、市民は役所への様々な申請の際、戸籍とか税証明や所得証明などを添付するよう求められます。役所で発行したものを役所に提出するために時間や仕事のやりくりをするのは負担であり無駄です。今までの慣例を改めて「いちいちこういうのを提出しなくてもいいですよ」というふうに役所自身が決めれば済む話なのです。それは昔と違ってデータを役所内で照会することが技術的に可能になったからです。変わっていないのは「頭」です。
それぞれについて改善を求めました。

◆リース方式によるLED照明の導入について
今、世界はエネルギー政策の大きな転換が課題となり、それはまた電力分野だけの問題ではなく、社会全体で考えなければならないテーマとなっています。9月議会では再生可能エネルギーについて質問いたしましたが、今回は省エネ対策についてうかがいました。
 市有施設へのLED照明の導入は、省エネ・節電効果が高く、電気料金値上げによる財政負担の軽減にもつながることから、今後積極的に検討すべき課題ですが、初期投資の負担が重いため、腰が引けるのが難点です(例えば小中学校には約12万本の蛍光灯があります)。ところが民間資金を活用したリース方式を採用した自治体では、従来の電気代とメンテナンス費でリース代を賄えるとのこと。
 それなら前向きにトライしそうなものですが、当局はあまり乗り気ではありません。コストが同じなら省エネになり、仕事が発注されれば経済効果も見込めるのですが、省エネは環境局、景気・雇用は経済局が主管で、施設を管理している部署にはそのテーマは他人事、手間がかかるだけでウエルカムな仕事じゃあないようです。つまり省エネがオール岡山市の優先的な位置付け(あるいは評価)になっていないのが見て取れました。ここもタテ割りです。トップが全庁的な意志・方向性を示すべきだと迫り、その旨表明がありました。

◆障がい者の法定雇用率と就労について
障がい者施策というのは福祉の原点です。本市の第3期計画においても就労は最重点課題となっています。しかしながら、最重点に位置付けるだけで、解決するための施策はほとんど見当たりません。具体策を持ち合わせていない最重要課題は積み残され続けるだけです。
 そこで、本年4月から障がい者の法定雇用率がそれぞれ0.2%引き上げられるのを機に、身体障がい者だけでなく知的障がい者や精神障がい者に雇用の門戸を広げるよう求めました。
 また、一般就労の促進には「障がい者の就労に特化した支援センター」が最も有効であり、すでに半数の政令市では設置していることから早急な設置の検討を求めました。
 一方、障がいを治して働くという、もうひとつの選択肢も重要です。というのも今、わが国の気分障がい患者の約8割はうつ病で、しかも増加の一途だからです。先日、「集団認知行動療法」によるうつ病デイケアで半数以上を就労・復職へつなげている事例を視察しました。すごいことです。
 手間隙がかかって民間では割が合わない、だけど復職に有効とくればまさに「公」の出番です。本市が積極的に取り組み復職を支援すべきですが、当局は新たな事業に伴う出費に慎重です。2020年にはうつ病が総疾病の第2位になることなど視界に入っていないようです。(私は諦めません)

◆サイクリング遊歩道の整備について
かつて門前町と城下町を結び活況を呈した「けえべん」がつないだ後楽園と西大寺をひとつなぎにする新たなサイクリング遊歩道をとのお声をいただきました。具体的な絵面にして提案したところ国交省との協議が整えば積極的に整備を進めるとの答弁がありました。県会、国会議員と連携して推進します。