公明党大阪府本部「まちづくり政策委員会」で視察
6/28 日本防災士会大阪府支部役員の皆さんが高槻に!
杉ひさたけ参議院議員を迎えて!
平成30年度 NPO日本防災士会 大阪府支部通常総会へ
5月28-29日会派行政視察へ
我が会派は、東日本大震災発災後、約10か月が経過した日、仙台市の南蒲生浄化センターと仮設焼却炉蒲生搬入場での震災廃棄物の処理についてを視察していますが、7年が経過する中、被災地に再び寄せていただきました。
【第1日目】宮城県亘理町
「震災復興と防災・減災の取り組みについて」
亘理町では、防災公園の避難丘整備や屋上避難を目的に学校校舎に外側階段を設置する等、着実な復興を確認。新庁舎については、2019年度中に完成予定。今後の課題は、ゲリラ豪雨等の自然災害対策、震災を知らない世代等への防災減災意識の向上、高齢化率が約30%になる中で自助・共助・公助の役割りを再認識して取り組んでいるとのことでした。
【第2日目】宮城県仙台市
「新たな学校防災教育の取り組みについて」
仙台版防災教育の推進をテーマに説明を受けました。震災時、中学生等が果たした役割をベースに取組みを展開。学校教育に加え、地域や関係機関との連携を行いながら防災対応力の育成や仙台版防災教育副読本の活用、中学校区での総合防災訓練の取組みなど、特筆すべき内容が大変多く、我が市での取組みを決意し帰路につきました。
雨水を校庭に貯留
河川への大量流出を抑制/大阪・高槻市
2018/05/28 公明新聞7面に掲載していただきました。
【記事内容】
地域の浸水被害を軽減するため、大阪府高槻市立津之江小学校の校庭が先ごろ、豪雨の際にその場で雨水を貯留し水路や河川への流出量を抑制する「雨水流出抑制施設」として再整備された。
2012年8月、同市では1時間当たり110ミリの降雨量を記録。床上・床下浸水被害が844件に上った。これを踏まえ市議会公明党(吉田忠則幹事長)は議会質問を通して、公共施設の敷地を活用した雨水流出抑制施設の設置を後押ししてきた。
今回、市は津之江小学校の校庭(約0・9ヘクタール)の周囲に側溝とコンクリートの壁を設置。また、校庭から付近の水路へつながる排水管の出口を1カ所に絞った。これにより、雨水が水路へ大量に流れ出ることを防ぎ、校庭にたまっていく仕組みが整った。
市は今後、同小学校での“校庭貯留”をモデル事業として、関係機関と協議しながら他の公共施設にも雨水流出抑制施設を整備していく方針だ。