駅前広場が快適に/エスカレーターなど整備/大阪・高槻市
大阪府高槻市にあるJR高槻駅北側の広場の整備工事が完了し、3月から供用開始している。整備を推進してきた市議会公明党(三井泰之幹事長)はこのほど、現地を訪れ、担当者から新たな装いとなった広場の説明を受けた。
今回、整備されたのは上り・下りのエスカレーターや公衆トイレ、バスロータリーの拡幅など。これまで階段だった場所をエスカレーターに変え、2階駅舎から地上まで連続した上屋を設置。上屋には自浄作用で汚れを分解する素材を使用した。トイレでは全ての洋式便器に暖房洗浄便座を採用。ロータリーの拡幅では中央分離帯にバス2台分の滞留スペースを確保した。
関連事業として、集中豪雨の際に雨水を一時的に貯留する施設を設けたほか、駅東側地下道の舗装なども実施。担当者は「バリアフリー化と美装化で快適な駅前広場になれば」と話していた。
これまで市議会公明党は予算要望を通じ、同駅へのエスカレーターの整備促進などを求めていた。
#公明新聞電子版 2023年06月30日付