2日目は、日向市へ
テーマは、救急自動車車載カメラ映像伝送による救急医療支援事業について
国のユビキタスタウン構想事業(地域ICT利活用推進交付金)を採択され、平成22年9月から運用開始。救急車の車載カメラ映像や生体情報モニターをデータ伝送することで、病院の態勢準備、医師が救命士の応急処置を指示しながら搬送病院へ。
高槻市においては、ドクターカーを平成18年から運用開始していますが、仮に山間地域から三島救急救命センターまでの搬送時間を見た場合、ドクターカーが使用出来ない場合は、当該システムは有効な方法の一つと言えます。高槻市の医療環境は優位性の一つですが、さらなる充実という観点から視察させていただきました!
1日目は、宮崎市へ
テーマは、将来世代に重荷を背負わせない「公共施設経営」について
高槻市では、昨年11月、国の指針に基づき「公共施設等総合管理計画」を策定したが、宮崎市では、平成24年3月に「公共施設経営基本方針」を策定された。特徴として施設情報の「共有化・一元化・見える化」の推進、施設評価による「総量の最適化の推進」で、ハコモノ約1000施設について、それぞれカルテを作成し、3カ年で総合評価を行い、改修・継続・廃止・用途変更に分類した。その決定に際しては、基本方針の目的である市民満足度を高める為に、市民アンケート、市民モニター、パブリックコメントに工夫されていました。今後は総合評価した施設について、具体的に進められ、インフラ整備についても国の指針に基づいて管理計画を策定される中で、具体化されるとのことでした。大変参考すべき取組み手法が多くあったと感じました!