4日間の決算審査特別委員会が終了しました。
最終日は、台風27号を気にしながらの特別委員会となりました。本市での雨の影響は余りありませんでしたが、西日本では豪雨に遭った地域もあったと聞いております。道路冠水や床下、床上浸水、土砂崩れなど、被害に遭われた地域の皆様には心からお見舞いを申し上げる次第です。
さて、決算審査の最終日は公債費・諸支出金・予備費・歳入全般からはじまり、私の方からは「公共下水道の特別会計」と「介護保険の特別会計」について質問をさせて頂きました。
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■公共下水道(特別会計)
- 総合雨水対策推進本部の設置について
- 総合雨水対策基本方針について
平成20年と24年の集中豪雨に対して、高槻市は甚大な被害に対して速やかに対応することを目的に、対策本部の設置や基本方針を策定され、その取組みには一定の評価をしているところです。
本市の下水道事業は、昭和35年度の事業着手以来、下水道整備は平成24年度末で99.18%と国や大阪府の平均を大きく上回っているところですが、多くの資金投資等でライフラインが確保されており、今後は、当時の建設・拡張から、改築・更新、さらには維持管理の段階に入っており、施設の老朽化に伴う長寿命化や耐震化も重要な課題となってきます。
そのような環境の中で、雨水整備状況としての整備率は43.7%と、今後、限られた財源で効果・効率を考えて事業を進めていかなければなりません。また、2回の浸水被害により、多くの苦情や要望も寄せられ、本市は計画的に進展を図っているところでもあります。
総合雨水対策の基本方針では、自助・共助の取組みの強化や、市民・事業所・行政が連携し、それぞれの役割においての取組み、またハードとソフトを組合わせた取組みや、自治会や自主防災組織などの地域防災力の向上を図るとも記されており、自助・共助の協働作業や情報提供での理解等、方向性を示しています。
私は、これらのことをしっかりと進めて頂きたいとの思いから、今回の質問をさせて頂き、要望としても、広報紙等による「豪雨災害に対する特集」や、目に見える自助・共助として「土のうステーション」の設置など、できるところからの「安全・安心」の取組みを実施するように申し上げた次第です。
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■介護保険(特別会計)
- 包括的支援事業について
高槻市内には12箇所の「地域包括支援センター」が3万人に1箇所の圏域として設置されています。同センターは市の委託受けて、高齢者の総合相談支援や必要なサービスの連携、介護予防マネジメントの実施等々、高齢者が要介護状態等になることの予防、また、なったとしても可能な限り地域において自立した日常生活を営むことができる取組を実施しています。
高齢化が進展する背景の中で、同センターが取組むケアプランの作成や総合相談等々が増加していることは必然であり、センターの負荷も大きくなっていることは明白です。国は2025年には、どこに住んでいても、その人にとって適切な医療・介護サービスが受けられる社会の実現と示しており、同センターの使命・役割は、今後、益々、大きなものになってくると感じます。
その意味からも、利用者の満足度の追求や、サービスの向上は高槻市としての責務であり、適正な事業の取組みが大切であります。だからこそ、本市が「包括的支援事業等実施に係る方針」で示す通り、「公正・中立」の確保が重要で、誰が見ても安心できる体制づくりが大切なことと感じ、質問を致しました。
要望として、未だに同センターの役割をご存知ない方々への周知や、ともに未来を見つめる観点から、市としての大きな立場で「公正・中立」、「透明性の確保」を通して、利用者への「サービス向上」等を図る取組みと、同センターへの役割の重要性に期待を寄せました。
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決算審査特別委員会の結果については、次回の12月定例会での委員長報告や、後日、市議会ホームページに詳細な議事録が紹介されますので、ここでは省かせて頂きます。
安全・安心の取組を進めています。
皆さん、こんにちは。今日は朝一番で、市民相談による現地での立会いを行ってきました。先日、単独でご相談を受け、すぐに市に相談、市の方も迅速な対応をして下さり、本日の現地立会いとなりました。課題としては①ご当地における本来的な水路のあり方はどうなのか、②また、その水路に対してのメンテナンスをどう考えるのか、③さらには市としての集中豪雨の対策としてご当地をどのように考えていくのかなど、重要な課題であり、ご指摘をさせて頂きました。本市にとっては過去2回あった集中豪雨。時節柄、心配する気持ちは自然なことだと思います。安全・安心のまちづくりを目指して、どうぞ宜しくお願い申し上げます(辻子3丁目・新幹線高架付近)
安安全実績317 安全対策としての除草作業(堤町2番付近)
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堤町 安全実績317
安全実績318 安全対策・コミセン前の道路標示完成(堤町3番付近)
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堤町 安全実績318
通称番田川水路が完成しました。
今日は暖かな一日となりました。午前中は党の総会に出席し、午後からは市役所控室で研鑽、勉強は奥が深い、追求すればするほど深みにはまる感じです。帰宅後、地域の番田川水路の工事の様子を見に行ってきました。「おっ」第3期工事がキレイに完成しています。今回の工事では、今までの地域工事の難しさを乗り越えて問題なく完成を見たようです。業者の皆さん、行政の皆さんお疲れ様でした。また、来季、第4期の工事です。水路の役割は、私たちの主食となるお米の生産を行う田んぼに水を送ること、雨水を河川に排出することなど、いつ起こるかわからない集中豪雨の対策を急がなければならない現実と、田植えの時期には水を濁せない現実、難しい仕事です。これからも宜しくお願い致します。
平成24年度 高槻市地域防災総合訓練(高槻市防災会議)
晴天の一日。史跡嶋上郡衙跡附寺跡(しせき-しまがみぐんがあと-つけたり-てらあと)仮設広場にて、多くの関係機間が集まり高槻市の防災訓練が実施されました。訓練の被害は、25日9時、大阪府北部を震源地とするマグニチュード7.3の直下型地震が発生したと想定。
訓練は実践さながらで、情報収集・伝達訓練、避難、水防、復旧訓練、そして総合訓練となりました。約2時間の中で、訓練は重層しながら行われ、参加者は真剣そのもの。倒壊したビルからヘリによる救出や、窓からの搬送救助、故障した車からの救出作業等。さらに消火器や消防車による消火活動など、市民によるバケツリレーは汗いっぱいになられたと思います。そして、けが人を搬送するドクターヘリによる離着陸は迫力一杯でした。
昨年の東日本大震災では、残念でしかたありませんが地震や津波で多くの生命が失われました。今後、東海・東南海・南海地震が危惧をされる中で、近年の集中豪雨は異常とも感じます。自助と共助が益々重要と感じる日々、公助のあり方をしっかりと進めて頂きたいと感じる一日でした。
今日も暑い一日でした。皆様、本当にお疲れ様でした。
外出時に携帯、緊急時の対応迅速に
広報たかつき(8月25日付け6頁)に「安全・安心カード」が掲載されました。氏名や連絡先、かかりつけ病院などを記入し携帯することで、外出先で事故に遭ったり、病気になった時、救急隊や警察、医療機関などがご本人を確認でき初期対応が迅速に行えるのも。これは市議会公明党として訴えてきた安心の実績です。(問合せ:危機管理課 674-7314)
「備えあれば憂いなし」ですね!!
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本日、14日に発生した集中豪雨の対策本部を、公明党議員団として視察させて頂きました。大きなモニターには各所の状況が映し出され、また被害状況など、市民からの声をまとめ対処されている様子がわかりました。職員の皆様には、短・中・長期の展望に立ち、わがまちの安心・安全を守って頂きたいと強く感じました。(公明新聞取材あり)