高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

適切な“スケートボードパーク”も要望

□堤町 安全実績ナウ / 2021年12月25日

「スケートボード類禁止」の啓発看板を設置

20211223_043554793_iOS芥川を渡る十三高槻線の高架橋下。市道である堤防道路が舗装され、通行が最適になったと思います。

ところが最近、スケートボードを楽しむ方もいてるようです。

堤防周辺には住宅もあり、ある日、スケートボードによる“騒音”の市民相談をいただきました。

相談者からは写真も送っていただき早速、現地を確認。

そして担当課に相談することからはじまりました。スケートボードを禁止する啓発看板はあるのか? 管理者はどこなのか?

市の方も丁寧に寄り添っていただき、回答は市道認定されている道路ということがわかり、適切な啓発看板を掲示していただきました。(№679)

“「スケートボード類禁止」、道路でスケートボード類をしないでください。歩行者や自転車利用者など周辺の迷惑になります。高槻市役所 高槻警察署”

相談者に完成報告をさせていただくと、大変喜んでいただきました。

ただ私たちは、規制や禁止ばかりではなく、2021年11月10日に濱田市長に提出させていただいた「令和4年度 高槻市政の施策と予算編成に関する要望書」の中に、“オリンピックの正式種目になったスケートボードは、国の方針やオリンピックの競技として注目され、今後、関心が高まると予想される。”

“高槻市では滑走できる施設がないことから、公園や道路、公共エリア等で滑走しており、市民の安全・安心な生活環境を守るためにも、スケートボードパークのような施設の設置を検討するとともに、今後、スポーツ推進計画やスポーツ関連施策を展開するにあたり、スポーツを通じた青少年の育成、若者の居場所づくりの視点も踏まえ取組むこと。”と若者の夢を膨らませることにも全力を注いでいます。

交通事故死ゼロを目指す日

□自転車の安全利用 高槻市HPへリンク / 2021年9月7日

令和3年 秋の全国交通安全運動

6A6E8EC0-EFB3-4ED9-B87C-B2C4F434640F9月21日から30日まで「秋の全国交通安全運動」が実施されます。市のホームページや本館と生涯学習センターの中間通路にもポスターの掲示などで啓発活動が行われています。

全国重点の取り組みとして、“子どもと高齢者をはじめとする歩行者の安全の確保”について、大人がまず子どもたちの手本となること。

また、ドライバーは、子ども、高齢者や障がい者に対し、思いやりのある運転をしましょうと示されています。

また、“夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上”について、歩行者や自転車利用者は明るく目立つ色の服を着用し、あわせて反射材も活用しましょうと。そして、自動車、二輪車及び自転車は前照灯を早めに点灯しましょうとも。

“自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底”について、自転車も車の仲間です。信号や一時停止など交通ルールをしっかり守りましょう。

自転車利用者はヘルメットを着用し、スマートフォン等を使用しながらの運転はやめましょうとも。

さらに、“飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶”について、飲酒運転・妨害運転は犯罪。「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」を徹底しましょう。また、あおり運転等の危険な運転はやめましょうと。

また、大阪重点の取り組みについては、“二輪車の交通事故防止”において、ライダーは車列の間のすり抜けや無理な追い越し等はせず、交通ルールを守りましょう。また、交差点を通行する際は、特に対向の右折車両に十分注意しましょうと。

ヘルメットは正しく着用し、プロテクターを装着するなど、しっかり体を守りましょうとも。

以前、市ホームページで“漫然運転はやめましょう”との記事を見かけました。過日の交通死亡事故の模様と、「漫然運転」とその他、原付以上運転者の法令違反別死亡事故について注意喚起をされていました。

漫然運転とは、視覚や聴覚等による運転情報があるにも関わらず、これら情報を処理して危険予測することを怠る運転のことです。死亡事故につながる例が多く、とても危険な行為と解説されていました。

これは、集中力や注意力が低下した状態で車を運転することです。

前方を見ながら運転していても、考え事をしていたり、運転に集中できていない状態のことで、他の車や歩行者・信号などに気付くことができず、交通事故を起こす原因となってしまいます。ドライバー自身の“予防・防止策”が重要な鍵だと思います。

9月30日(木)は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。お互い気を付けたいと思います。

ご協力いただける企業・団体を募集

いいね!!たかつき 高槻市HPへリンク / 2021年6月30日

「高槻市自転車の安全利用に関する事業等連携協定」について

082CE432-119F-4133-A11F-548882610742市ホームページに「高槻市自転車の安全利用に関する事業等連携協定」について紹介されています。

高槻市は、全国的に見ても自転車利用率が高いまちです。そのため、本市の全体の交通事故に占める自転車関連事故の割合が約30%と、全国の約20%という割合と比較しても非常に高い割合となっています。

そこで、歩行者・自転車利用者・クルマの運転者など誰もが安全で快適に通行できる環境をつくり、自転車の安全利用を推進するために『高槻市自転車安全利用条例』を平成27年10月1日から施行しました。

EC533F52-3872-414A-BAE6-5084BEA9429Bそこで、自転車条例に基づき、自転車利用者を始めとする全ての道路利用者が安全で快適に通行できる環境の実現に向け、企業、団体等と市とが高槻市自転車の安全利用に関する事業等連携協定を締結し、相互に連携及び協力を行うことで、自転車条例の周知に加え、自転車利用に関する損害保険及び共済の加入促進や交通安全教育等の充実を図り、自転車の安全利用を推進することを目的に、ご協力いただける企業・団体を募集しています。

協定締結の対象となる企業等は、市の事業等との連携・協働により本市の自転車の安全利用の推進に主体的に取り組む意思を有する企業等であり、大阪府内に営業所、事業所又は事務所を有し、自転車の安全利用等の推進に積極的に取り組む企業等であり、その取組が他の模範となるものであること等、3つの要件があります(詳細は市ホームページ「高槻市自転車の安全利用に関する事業等連携協定」についてをご参照ください)

また、現在、協定締結している企業を紹介されています。

※CSR活動:社会貢献

高槻市自転車安全利用条例

□ホームページ □自転車の安全利用 安心実績ナウ 高槻市HPへリンク / 2021年4月22日

本市条例は全17条で構成

1D3BEBF0-4C62-48E8-B72E-66B829C261F0 0994D537-4B28-4AAB-9E8E-C7F09D4CD61F市役所の特設コーナーにおいて自転車の安全利用を呼びかけています。

“歩行者・自転車利用者・クルマのドライバーなど、誰もが安全・快適に通行できる環境づくりのため、本市では、「高槻市自転車安全利用条例」を制定し、平成27年10月1日より施行しています。

条例制定の背景・経過
本市は、全国的にも自転車利用者が多く、全交通事故件数に占める自転車関連事故件数の割合が高いまちです。

また、他市においては、重大事故を引き起こした自転車利用者が高額な賠償などを命じられる事例も発生しています。

そこで、平成26年度に自転車利用環境の向上に向け、付属機関である「高槻市自転車利用環境検討委員会」を設置し、検討・審議・パブリックコメントを経て、平成27年3月に条例を制定し、同年10月1日に施行しました。”

条例のポイント

① 乗車用ヘルメットを着用しましょう!

② 保険に加入しましょう!

③ 自転車とクルマの流れを統一!

「高槻市自転車安全利用条例」が一部改正されました(平成28年7月1日施行)

今までの私の取り組み(一般質問等)

自転車安全利用の促進と安全なまちづくりについて/都市創造部管理課・道路課/2013年9月26日
 平成25年9月26日 自転車安全利用の促進と安全なまちづくり

自転車の安全利用について~条例施行を前にして~/都市創造部管理課・道路課/2015年9月28日
 平成27年9月28日 自転車の安全利用について~条例施行を前にして~

自転車の安全利用 <あきひログ

ポタリングとは

□公明新聞 党活動 / 2021年4月18日

公明新聞より 自転車で街をぷらぷら散歩

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今日の公明新聞に、誰でも簡単にできる「ポタリング」の記事が載っていました。

調べてみると、“のんびりする”、“ぶらつく”、“目的もなくゆっくりうろつく”というイギリス英語が語源になっているようです。

日本では和製英語として、目的地を特に定めることなく気分や体調に合わせて、周辺を自転車でめぐることとされているようで、お一人でのポタリングやご家族で楽しむのも良いものですよね。マスクを忘れずに・・・

記事には、“屋内で過ごす時間が多いコロナ禍での気分転換の一つに、ぶらぶら散歩するように街を自転車で走る「ポタリング」があります。一般財団法人日本自転車普及協会サイクルアドバイザーの山口文知さんに楽しみ方や気を付けることなどを聞きました。

■行った先での様子をスマホで記録し楽しむ

ポタリングは、自転車があれば、誰でも簡単に始められます。

2、3時間もあれば十分に楽しめます。地元グルメや行ってみたいお店などを巡りながら、スマホやデジタルカメラなどを使い、行った先での貴重な体験や発見を記録。SNS(会員制交流サイト)に投稿、シェアすれば、多くの人にポタリングの魅力や楽しさを伝えられます。撮影や記録に夢中になって、交通事故を起こしたり周囲に迷惑を掛けたりしないよう十分気を付けてください。

ポタリングを行う上で、忘れてはいけないのは、自分の体に合った自転車に乗ること。そうでないと、走行中にお尻や腕、手、腰や足などに痛みを感じる場合があり、十分に楽しめません。危険でもあります。

■日常点検、携行品にも配慮

自転車に乗る前は、車体などの調整と日常点検を怠らないようにしましょう。

◎…サドル

サドルにまたがった状態で両脚が地面に着き、両膝がほんの少し曲がる程度に調整すると効率よくペダルをこげます。

◎…ブレーキ

ブレーキを作動させるワイヤ類に損傷や緩みがないかなどを確認。ブレーキレバーを強く握り、前後に自転車を動かそうとすると、ブレーキが正常であれば自転車は静止したままです。前後に動いてしまう場合は、早急に自転車店などに修理を依頼してください。

◎…タイヤ

空気圧が適正かどうかは、両手の親指でタイヤを押し込み、ほんの少しへこむ程度であれば問題ありません。パンクの原因にもなりますので、小まめに確認するよう心掛けましょう。併せて、タイヤがひび割れていないかを見ておくことも大切です。

そのほか、自転車に乗る上で何か気になることがあれば自転車店に相談してください。

予期せぬケガや病気に備え、以下のものを持っておくとよいでしょう。

◎…腰に巻くウエストバッグや食料品の補給袋とされるサコッシュなどのバッグ類(入れ物として)

◎…水やスポーツドリンクを入れたボトル

◎…雨具類

天気の急変時を考慮して、雨具は必須アイテム。コンパクトで軽量なものを選ぶとよいでしょう。

◎…救急用品

ケガや食あたりで腹痛を感じた場合に備えた薬などがあればOK。

◎…携帯用工具

走行中、思わぬ部品のねじの緩みに見舞われることがあるので六角レンチなどを用意しておきましょう。

コロナ禍では、携帯用の消毒液などを持ち歩き、自分が感染しない、周りにも感染させないという配慮も忘れてはいけません。

■事故多発の交差点は要注意

また、自転車は軽車両扱いとなり、車の一種です。そのため、車道を走るのが原則。歩道は例外です。車道は左側通行、歩道は歩行者優先、車道寄りを徐行するなどの交通ルールは必ず守ってください。特に交差点で自転車事故が多く発生しています。信号や一時停止のルールを順守し、安全を確認すれば、事故のほとんどが防げるといわれています。万が一に備え、自転車保険にも加入しておきましょう。

自転車は身近で、とても手軽な交通移動手段です。ポタリングを含めたサイクリングは、両腕、両脚、腰の3点で体重を支えるため、ウオーキングやジョギングなどに比べて、体重が膝や腰に掛かる負担が少ない理想的な野外スポーツともいえます。健康面でも、走る爽快感によるストレス解消だけでなく、長時間持続可能な有酸素運動で血糖値やコレステロールを正常範囲に収めることで、糖尿病や動脈硬化の予防につながるほか、体の免疫力強化、心肺機能の向上などさまざまな効果が期待できます。

取り組みやすいポタリングからぜひトライしてみてください。”

生活道路は安全・安心に

□登町 党活動 / 2021年3月6日

既設水道管の老朽化に伴う改良工事後の道路補修が完成し道路標示も

52E25E4D-6FDE-4BC9-AE51-B2C6A65B363D2月18日の“あきひログ”、「ライフラインとして(№643)」、水道の既設水道管の老朽化に伴う改良工事が完了し、このほど掘削し仮舗装された道路・歩道の舗装工事が完了。

今週、周辺道路舗装後の道路標示が完成したことが確認できました。安全・安心が進んでいます。

写真上左から、横断歩道ありの「ダイヤマーク」、一旦停止の「止まれ」、通学する児童生徒に対しての「こども注意」、横断歩道前の「停止線」と「横断歩道」、保育園前の「横断歩道」、歩道との「境界線」など。

自動車等はルールを守って歩行者に気を付けて。歩行者は自動車等に十分気を付けて、生活道路は安全・安心が第一です。十分注意を

ゼロめざし

□公明新聞 党活動 / 2021年1月10日

主張 国挙げて対策強化を「交通事故死最少」

68BDA649-91C0-4BA0-89B4-AF9D6883251B8日(金)、公明新聞「主張」、交通事故で亡くなる人がゼロになるよう対策を強化すべきである。

警察庁によると、2020年に交通事故で24時間以内に命を落とした運転者や同乗者、歩行者ら「交通事故死者」の人数は、前年より376人少ない2839人だった。

統計が残る1948年以降、4年連続で最少を更新し、初めて3000人を割った。

交通事故死者数は70年に過去最悪の1万6765人を記録。当時は「交通戦争」と呼ばれるほどの深刻な問題だったが、ピーク時から6分の1近くまで減ったことになる。

死者数が減少した理由については、▽救急救命医療の進歩▽車両の安全性能の向上▽安全運転に対する国民意識の高まり――などが挙げられる。

交通違反の取り締まりも強化され、昨年は公明党の推進で、危険なあおり運転を罰する法改正が実現している。

それでも、今なお交通事故により多くの尊い命が失われている現状を重く受け止めるべきだ。

とりわけ、高齢社会に対応した対策の強化が急がれる。今回、全体の死者数のうち65歳以上の高齢者は1596人で前年より186人減ったが、その割合は全体の56・2%と過去最高を記録した。

2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる。自動ブレーキなどの安全装置を備えた「安全運転サポート車」の普及や、認知症支援と連動した免許制度の整備、車道と歩道の境が分かりにくい道路で歩行者を守るための車両のスピード制限といった対策を、一段と進めることが重要だ。

今回の交通事故死者数については、東京都が前年より増え、53年ぶりに全国最多となった。コロナ禍による自粛生活で交通量が減り、道路がすいて車がスピードを出しやすくなったことが原因との見方がある。

詳細な分析が必要だ。

政府は、20年度末までを期限とする第10次交通安全基本計画で、死者数を2500人以下とする目標を掲げていたが、残念ながら達成には至らなかった。現在、検討中の次期計画では「25年までに2000人以下」を新たな目標に設定する方向だ。

国を挙げて取り組みを加速させたい。

交通事故ゼロを目指して!!

安全第一が望ましい

□北大樋町 安全実績ナウ / 2020年11月19日

交差点の除草完了

20201117_073947274_iOS押しボタン式信号機が設置してある北大樋町の交差点。

雑草が繁茂すると視界が悪化することから、歩行者や自転車等にはキケンを感じる点滅信号の交差点、自動車等も道路に出にくい状況だと感じます。

小学生や中学生、高校生の通学、保育園への通園、買い物に行かれる方もよく利用される交差点であることから「安全第一」が望ましく、以前より除草要望がよく聴かれていました。

担当課に要望後、この度、除草作業の完了が確認でき、本当に良かったと思います。(№641)

関係者の皆さまありがとうございました。

北大樋町 <あきひログ

安心と喜びを

□ホームページ □堤町 安全実績ナウ / 2020年11月3日

施設内の樹木の伐採について

20201011_092535340_iOS堤町にある「大阪広域水道企業団高槻ポンプ場」、2年前の大阪府北部地震や台風の被害により、既存ブロック塀の撤去や、新たにアルミ格子フェンス等を設置する工事が決定し、今年の3月頃から仮囲いを設置して工事が進められてきました。

工事は順調に進展しているようで完成に近づいてきた様子、今月11月末が工事完了の予定となっています。

今回は、本工事の一環と捉え、多くあった樹木の伐採作業が完了したご報告です。

この季節になると、落ち葉で道路が敷き詰められ、滑りやすくなってしまうことや、地域の方々が清掃に苦慮してきたことなど生活環境のお悩みなどがありました。

また、落ち葉が側溝に詰まり、その機能・役割が果たせず雨水処理対応が困難になっていたことなども。

最近では、歩行者に対してカラス襲来の問題等が聴かれ、地域コミュニティや地元自治会の長年の課題として多くの声、要望をいただいてきました。

さらに危機管理面では、隣接地域にある水路敷の高木が倒木、過去の台風被害の実例があったことからも、ご当地の樹木も相当な高さがあり、通路を挟んで住宅があることからも万一の二次災害を危惧した上での要望でもありました。

検討の結果、“樹木伐採”のご判断をいただき、関係機関の皆さまには感謝の思いです。

反面、緑化の重要性も鑑み、施設内の緑化率について“問題なし”との内容も確認できました。課題はまだ続きますが、多くの皆さまの“安心と喜び”を、少しでも守ることができればと感じ、これからも皆さまの声に耳を傾けていきたいと思います。(№636)

高槻ポンプ場 <あきひログ

防ごう!

□ホームページ □公明新聞 □自転車の安全利用 党活動 / 2020年10月6日

公明新聞 日没前後の交通死亡事故

DEDF930D-7B62-468F-B897-C3A3A61BDA424日(日)公明新聞「防ごう! 日没前後の交通死亡事故」の記事。

警察庁の調査によると、日没時刻の前後1時間を指す薄暮時(はくぼじ)は、交通死亡事故が多く発生する時間帯の一つです。同庁の資料などに基づき、事故に遭わないために気を付けるべきことなどをまとめました。

■1年では10月から12月が多い

警察庁が2015年から昨年までの5年間で分析した「月別の交通死亡事故件数(薄暮時間帯)」【グラフ参照】によれば、薄暮時の交通死亡事故は、1年のうち10月から12月にかけて、多く発生していることが分かります。また同時間帯の事故では、昼間と比べて自動車対歩行者の死亡事故の割合が最も高くなっているといいます。

事故の背景には、周囲の視界が徐々に悪くなり、自動車や自転車、歩行者それぞれが、それぞれの存在を認識することが互いに遅れてしまうことに加え、暗さのため互いの距離や速度が分かりにくくなってしまうことがあります。

自動車の運転者の中には、辺りが見えづらくなっても前照灯を点灯せずに運転し、前方が見えなくなって初めて点灯する人もいます。しかし、その段階では既に、他の車や歩行者が自分の車の存在を認識するのが遅れたり、気付かずに行動するなどしたりして、交通事故につながる恐れがあります。

■自動車、自転車は早めに前照灯ON

事故防止には運転者が薄暗くなる前から“早め”に前照灯を点灯することが大切です。車両の前照灯を日没よりも早めに点灯し、交通事故防止を図る「トワイライト・オン運動」などの運動を各地の警察などが呼び掛けています。警視庁では、10月は午後4時30分、11月、12月は午後4時を点灯推奨時間としています。

薄暮時や夜間に自動車を運転する際には、走行用前照灯(ハイビーム)を適切に活用することで、歩行者や自転車などを遠くから発見でき、事故回避へつながります。走行用前照灯は、すれ違い用前照灯(ロービーム)と比べて2倍以上遠くから歩行者を発見できるとされています。

しかし、走行用前照灯は他の車などを幻惑させる恐れがありますので、対向車と行き違ったり、交通量の多い市街地などを通行したりするときは、小まめに前照灯を下向きに切り替えるなど、周囲への配慮を忘れないでください。

また、薄暮時や夜間は速度感が鈍り、速度超過の運転にもなりやすいので、昼間よりも速度を落として慎重に運転することが大切です。

■歩行者や自転車の利用者/明るい服装や反射材で周囲に存在知らせる

歩行者や自転車の利用者が車との交通事故に遭わないようにするために効果的なのは、まず反射材やライトの活用です。反射材を付けている部分は、自動車から見ると光っているように見えるので、認識されやすくなります。反射材を付けている人は付けていない人に比べて、2倍以上手前で自動車が認識できるともいわれています。

反射材は、かばんや靴のかかとに貼り付けることができるものなど、さまざまな種類がありますので、用途に合わせて使用しましょう。

歩行者や自転車の利用者から見て自動車が接近していることが分かっても、自動車の運転者からは歩行者や自転車がよく見えないことがあります。そのため、明るい目立つ色の衣服を着たり、反射材やライトの点灯で自動車の運転者に自分の存在を知らせてください。自動車と同様、自転車のライトも“早め”の点灯を心掛けましょう。

自転車に関しては、道路交通法で車両後部に反射材か尾灯を付けることを義務付けられています。また、定期的に車体を点検して反射材が外れていたり、汚れたりしていないか、尾灯がきちんと点灯するかどうか点検することも大切です。

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交通安全  自転車の安全利用 <あきひログ