めっちゃ おいしいやん!
村野浄水場を視察
平成27年度大阪広域水道企業団議会調査を行いました。場所は枚方市にある村野浄水場です。
式次第(14時から16時)
◆開会
◆議長あいさつ
◆村野浄水場長あいさつ
◆概要説明(村野浄水場・水質管理センター)
◆浄水施設調査(水質試験室)
◆浄水施設調査(階層浄水施設K2[屋上展望台]、浄水管理センター、沈澱池、高度浄水処理棟、[展示室、オゾン発生器])
◆利き水、質疑応答、意見交換
◆解散
大阪の水道
府域には淀川以外に水量の豊かな河川がなく、府内のほとんどの市町村では、近隣の河川や地下水だけで必要な水道水を確保することができず、旧大阪府水道部が昭和26年から淀川を水源に、暮らしの水を市町村を通じて各家庭に届けてきました。また、平成10年以降、村野・庭窪・三島浄水場から、安全でおいしい「高度浄水処理水」を供給してきたとのことです。
しかし、近年は水需要の減少により料金収入が減少する一方で、施設更新等に必要な財政負担が増加するなど、府域水道事業を取り巻く経営環境も厳しくなってきているようで、こうした変化に対応すべく、市町村との連携拡大や広域化により効率的な事業運営を行うため、大阪市を除く府内42市町村で、一部事務組合である大阪広域水道事業団が平成23年に設立されました。
《参考》
琵琶湖の面積670平方キロメートル、総貯水量275億立法メートル
淀川の流域面積8,240平方キロメートル(うち琵琶湖3,848平方キロメートル)
企業団からの給水
水道用水供給事業(32市9町1村) 処理能力 233万立方メートル/工業用水道事業(25市2町) 処理能力 80万立法メートル
高槻市 企業団水68.8%(自己水等31.2%)、ちなみに島本町は企業団水11.1%、茨木市86.2%、吹田市59.2%、摂津市67.4%となっています(平成24年)
北は能勢町、南は岬町まで(岬町までは90kmあり40時間後に届くとのことでした)
村野浄水場について
施設能力1,797,000立方メートル/日、企業団が供給する約8割をつくっており、わが国最大の施設能力を有し、世界でも珍しい階層系浄水施設があります。村野浄水場の敷地面積は317,389平方メートル(広かったです。生駒の山々も見えました)
平面系高度浄水施設 壁面には琵琶湖と周辺の山々のデザイン(右建物)
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水をつくる浄水処理
取水(淀川の水を取り入れる[磯島取水場])→[村野浄水場]沈砂池→原水調整池→急速かくはん池→凝集沈でん池→生物接触ろ過池→二次凝集池→急速ろ過池→オゾン接触池→粒状活性炭吸着池→塩素混和池→浄水池→送水ポンプ→(各市町村)→(各家庭) 長い行程です。品質第一!!
太陽光パネルで一石二鳥(家庭電力でいえば相当数とのこと、100軒以上!?)
《参考》
淀川からの取水口、磯島取水場(村野浄水場から4km) φ1800~φ2600の4本の水道管が2系統、危機管理として48時間対応できる非常用自家発電機が設置されています。
水を守る水質管理
浄水管理センターでは、水量、水質、薬品注入等を24時間集中管理されており、「コイセンサー」(鯉による原水水質監視装置)でのモニター管理で品質を確認しており、他にも「ゆうきセンサー」でベンゼンやトルエンなどの有害物質24時間連続で監視されています。
コイセンサーではありませんが原水からろ過された水まで魚達はしっかり生きて…
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利き水・質疑応答
会議室に戻って、まずは利き水、ミネラルウォーターと送水ポンプの蛇口から入れた水道水との比較、正直、村野浄水場の水には癖がないと感じました。
私からの質問として、まずは、視察させて頂いたことに感謝。そして、高槻市のウォータープラザ(高槻市も品質重視ですごい管理をしています=自慢になるので言いませんでしたが[笑])のことに触れながら、もちろんのこと規模は全然違いますが、村野浄水場の全てにおいての大きさと「おいしい水」をつくるまでの長い工程に感動、併せて「*コイセンサー」のシンプルさにも感動しました…感想
*コイセンサー:鯉の行動パターンを判別することで水質異常を感知する装置。餌付けされている鯉は通常は上流側の水槽に、水質に異常があった場合は下流の水槽に逃げて行くとのこと(但し、異常は今までは一度もないとのこと)
質問の一つ目は、近年の集中豪雨で淀川も大変な状況、「濁り水の対応について」はどうなのか、二つ目には「危機管理体制について」を質問させて頂きました。
ご答弁で、濁度は近年凄まじいことになっているよう、通常は透き通って見えるのが淀川の実態、数値でいうと10度(単位は勉強不足でよくわかっていませんが)、普通の雨などで濁ると100度、集中豪雨時では1000度になるとのこと、100倍の変化に驚きましたが、対応としては24時間の管理と水をつくる工程の通り、薬品等でしっかり品質を守られているとのことでした。
また、危機管理体制については、BCP(Business Continuity Plan:災害などリスクが発生したときに重要業務が中断しないこと)体制の構築で、①地震に対しては、企業団独自の体制と42市町村連携の中央対策本部の対応、また、遠隔地協定(水道家族?)として府外の地域との協定を結んでいる、②3年~4年前も発生した新型インフルエンザへの対応、③放射能対策の3点とお聞きし、重要性を強く感じました。他の議員さんからも危機管理についての質問も…
《他にもすごいと感じました》水道水をつくる過程で、水中に浮遊している濁り成分を取り除き、凝縮、土状にしたものを「浄水発生土」といいます。これは産業廃棄物としての処理になりますが、グランド用資材や園芸用土として民間業者等へ販売し有効利用されているとのこと。
高槻市役所からだいたい1時間以内で行けました(バイクですが…)











































