防ぐ・しのぐ・逃げる
淀川右岸水防事務組合の視察
昨日は、午前中に「新名神・交通体系等対策特別委員会」の審査を行い、午後からは「淀川右岸水防事務組合」で議会議員による神崎川堤防にかかる勉強会として、大阪府西大阪事務所神崎川出張所及び左門橋左岸鉄扉の視察をさせて頂きました。
神崎川出張所
左門橋左岸鉄扉
大阪府は、東日本大震災における津波被害を踏まえ、大津波時に、減災の観点から、三つの大水門(安治川水門・尻無川水門・木津川水門)を閉鎖することを決定しました。これらの水門は当初、台風時の高潮対策として設計・建設され、気象予報の利用により、一定の閉鎖時間が確保された上で運用されてきました。
今回、時間的制約の厳しい津波時の閉鎖に対応できるよう、まず、水門の操作・制御設備の全連動化を実施し、操作性の向上、閉鎖時間の短縮を図りました。次に、操作員の安全確保と、より迅速で確実な水門閉鎖を目的として、既存の遠隔監視設備の拡張設備により水門遠隔監視操作システムを構築し、大水門の遠隔操作化を実現しました(大阪府西大阪治水事務所の資料より)
神崎川出張所での役割は、高潮(津波)・洪水対策として、大雨などで増水した川の水を安全に流す河床の掘削、地震により護岸が壊れないようにする耐震補強、また、災害時に道路が通れなくなった場合に河川を利用して物資を運ぶ防災船着場整備(5箇所)などあり、合同水難救助訓練などが行われているそうです。
他にも、防潮施設である防潮水門・防潮鉄扉等の点検や整備を行い、正しい河川利用が行われるように維持管理なども行っておられます。また、防災啓発としても出前講座などの“めだかの学校”や体感型の施設で“津波・高潮ステーション”や“防災訓練”、さらには地域のにぎわい・協働なども取組んでおられると説明を受けました。
管理は14箇所の防潮扉、3箇所の水門、1箇所の排水機場、中でも、左門橋左岸の国道防潮鉄扉の現地視察をさせて頂きました。
重量40トンの鉄扉
ディーゼルエンジンで自走(万が一は手動でも可動)
河川の防潮堤と防潮堤を防潮鉄扉でつなぎ国道2号線を守るレーン
1973年製
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学ぶ中で今後、大切だと感じたことは、南海トラフ大地震に備えて「防ぐ」施設整備、治水対策、そして「しのぐ」「逃げる」での防災啓発などだと思いました。
住む地域による危機意識の温度差はある意味仕方ないかも知れませんが、地域が違っても現地を見学し、課題を共有することで、お互い防災・減災の意識の向上を図ることができ、平時の取組みでは最も大切なことだと感じた視察になりました。
















































