まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~
自然災害による被害。阪神・淡路大震災や東日本大震災、そして、この度の熊本地震等、自然災害の傷跡は大きく、多くの尊い生命が失われる現状に心の痛む思いが致します。亡くなられた方々のご冥福と被災された方々のお見舞、そして一日も早い復興を日々お祈りさせて頂いているところであります。
先日の自治会防災訓練の体験からも、防災・減災対策の重要性と日常の危機管理意識の大切さを強く感じたところですが、日頃の忙しさに、中々、対処できていないことも事実です。
そこで、高槻市と高槻市コミュニティ市民会議が発行しています「まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~」をもう一度読み返し、多くの方々の知識になればとの思いで1ページごとに大切なポイントをご紹介させて頂ければと考えてみました。お付き合い頂ければ幸いです(全85ページ)
大切なのは、「自分たちの地域は自分たちで守る」との気概と具体的な対策ではないでしょうか!
《はじめに》
濱田剛史市長のご挨拶から、ご紹介させて頂きたいと思います。
地震や集中豪雨等の自然現象により、各地で大きな被害が発生し、その態様も大規模かつ多様になってきています。また、近い将来には「南海トラフ地震」等も懸念されています。
南海トラフ地震
遠州灘西部から熊野灘及び紀伊半島の南側の海域を経て土佐湾までの地域並びにその周辺の地域における地殻の境界を震源とする大規模な地震。今世紀前半に発生する可能性が高いといわれています。
防災対策推進地域
高槻市は、平成15年12月17日「東南海・南海地震防災対策推進地域」=(現在は「南海トラフ地震防災対策推進地域」)に指定されました。(全国的には1都2府18県、414市町村が指定)
広域災害への対応
この地震では、広域で甚大な被害が想定。そのために国・地方公共団体等が連携し推進地域外も含めた「広域防災体制の確立」、「地域の災害対応力の強化」等が必要とされています。
自主的な防災組織活動に期待
防災関係機関相互の情報共有化や住民への的確な情報伝達・収集の必要性を認識、災害に備えるための減災・防災を含めた様々な対策を実施。しかし、広範な地域が被災した際、発災直後は受援が困難であり、住民の主体的な参加・連携による地域防災力の向上が不可欠で、住民による自主的な防災組織の活動に期待を寄せています。
災害の教訓
阪神・淡路大震災や東日本大震災では、住民の自主的な防災活動が多くの生命を救出。被害の軽減に大きく貢献。これらのことを教訓に、今後地域ぐるみで防災活動を効果的に展開するには、自主的な防災組織のより一層の組織化と活性化を図ることが必要。
顔の見える関係
日頃のご近所付き合いやコミュニティ活動によって培われた顔の見える関係を活かした取り組みが有効で、自治会や地区コミュニティ組織を基盤にした組織化が進むように支援。地区防災の輪が全市的に充実強化されることに期待。
第5版目の改訂版
平成14年にはじめて作成された「まちづくりハンドブックⅡ」は、今回で第5版目となる改訂版。「自分たちの地域は自分たちで守る」の意識のもと、自主的な防災組織(地区防災会)を新たに結成するに当たり、その推進に本書がお役に立てれば幸いですと(平成27年12月)
まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~
つづく