まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~より
昨日、9月1日は1960年(昭和35年)に制定された「防災の日」、9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものとされており、「防災の日」を含む1週間を防災週間として様々な取り組みがされているようです。
また、色々と調べる中で知ったのですが、二百十日(にひゃくとおか)という言葉があり、雑節のようですが、季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつらしいですね。立春から起算して210日目、およそ9月1日頃で、台風などが多く、関係者から警戒されてきたようです。
さて、ページ数も7ページ目、今回は「02自主防災組織の結成」から、「自主防災をつくるには」を読んでみました。
自主防災組織を結成することは共助の拡充にもつながり、災害時には非常に大切な役割を果すものと、今まで「まちづくりハンドブック」を読んできて痛切に感じます。
で、自主防災組織を結成するにはどうしたら良いのでしょうか?
資料には、まずは一人ひとりが防災への関心を持ち、地区全体で 安全・安心な暮らしを守る意識を高めるとともに、研修会や市の出前講座等を活用し、 参加のきっかけづくりをしていく必要があると示されています。
自主防災組織の規模を考えると、各種団体、学校、企業等のあらゆる主体が参画する 広域的な機能を持つ「地区コミュニティ」と、最も身近な住民組織である「自治会」を 基盤に防災組織を結成することが効果的といわれています。
また、地区コミュニティを基盤に組織す る「地区防災会」と自治会を基盤に組織する「自主防災会」の相互の役割や機能を理 解し合い、相互連携した取組を展開することが有効と。
なお、小規模単位である「自治会」の場合は、複数の自治会が連携して「自主防災 会」を結成することも考えられます。
それなら 防災組織づくりの契機とは!?
自主防災組織づくりのためには、何らかの契機が必要であり、それを的確につかみ、どのように育てていくかが大切です。
組織化の契機として考えられるのは、 次のようなものが紹介されています。
◆高槻市全域大防災訓練に参加し、生命と財産を自助・共助で守ることの大切さを 実感し気運が高まった。
◆南海トラフ地震の発生が予想され、住民の防災についての関心も高まり、組織づ くりの基盤が自然にできた。
◆過去に風水害や土砂災害を被った体験をもつ地区で、その共通体験から、住民が 共同・連帯して災害に対処するようになった。
◆ニュースなどで災害の被害を見聞きして防災意識が高まった。
◆コミュニティ活動が非常に盛んな地区において、コミュニティ活動の一環として 防災対策を取り入れるようになり意識が高まった。
◆小学校とPTAが共同で繰り返し防災訓練を行い、それに地区全体の住民が参加 するようになった。
◆保育園や幼稚園における避難訓練では、母親たちの 付き添いが必要な場合が多いが、そのような集まり の中から組織化がはじまった。
◆住民の信望を集めている自治会の役員が、防災に非 常に熱心で、災害への備えに工夫を凝らし、これが 自治会活動を通じて地区住民の間に拡がった。
◆自治会活動で被災地の視察を行ったことをきっかけに防災意識が高まった。
等々、皆さんの地域はいかがでしょうか!? つづく
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まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~