熊野せいし 現=比例区
3つのシーンで伝える魅力
夏の参院選に挑む伊藤たかえ(兵庫選挙区)、石川ひろたか(大阪選挙区)、熊野せいし(比例区)の各氏の魅力を3つのシーンで紹介する「ショートヒストリー」。
■生い立ち
兵庫県姫路市で誕生。1975年12月末、小学4年生の時に母親が病気を患い36歳の若さで急逝。経済苦から父親とも離れ、中学校進学を前に広島県三原市に住む祖父母のもとへ妹と共に引き取られた。
中学2年生から高校卒業まで新聞配達のアルバイトで生活を支えながら勉学に打ち込み「最前線の現場で働く人の苦労を痛感した」。高校時代には陸上部に所属し、3年時に広島県大会の400メートルリレーで優勝したことも。
受験生時代、「大きくなったら医者になり、人の役に立ちたい」との言葉に喜んでくれた生前の母との“約束”を胸に猛勉強。国立大学医学部へ現役合格を果たした。
■医師時代
「放射線科で学べば画像診断という武器を持った医師になれる」との教授の言葉に感銘を受け、放射線科の道に。愛媛県で研修医を経た後、大阪大学や近畿大学病院などで勤務。放射線医学を志す大学生への講義も担当した。
臨床研究にも没頭し、1997年に医学博士号を取得。「最高の治療は最高の診断から始まる」と考え、年間1万件を超える画像診断に携わってきたスペシャリストだ。
病気の小さな兆候を捉え、患者のがんや脳梗塞の早期発見・治療に貢献してきた。胃がんの画像診断に関する論文を執筆し、2012年には放射線科の分野で権威ある学術誌に掲載され、国際学会でも発表した。
15年11月、「より多くの命を救うには、予防医学の観点からさまざまな施策を進める政治の力が不可欠だ」と決意し、出馬を表明。がんの克服、再生医療などの技術革新で活力ある日本を築くと誓った。
■議員になってから
2016年の初当選から約5年半。医師歴25年の知識と経験を生かし、「命と暮らしを守る政治」に奔走してきた。
国民の死因1位のがん対策の強化に向け、体への負担が少なく、がん細胞だけを破壊できる放射線治療の普及を促進。ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)や粒子線治療の保険適用拡大を後押ししてきた。
農林水産大臣政務官時代には、気候変動の中、安定した食料供給や環境負荷の少ない農漁業をめざす「みどりの食料システム戦略」の策定をリード。国際社会の注目を集めた。
コロナ禍では保健所機能や治療薬の開発、医療提供体制の充実を推進。誰一人取り残さない社会の構築をめざす。
【略歴】前農林水産大臣政務官。党国際局次長。参院議員11期。愛媛大学大学院博士課程修了。医学博士。放射線科専門医。56歳。
*
3つのシーンで伝える魅力 <伊藤たかえ参院議員 石川ひろたか参院議員









