高槻桜支部は「元気!! 訪問月間」
支部会のために「“公明らしさ” 発揮し実現! 通常国会で成立した法律から」を学び合いましょう
(公明新聞9日付けより) 公明党は、国民の生活や生命を守るため、関係者の声を基に法整備に向けた具体策をまとめ、幅広い合意形成に奔走しています。
先の通常国会でも、こうした“公明党らしさ”を発揮し、数多くの法律が成立しました。主な法律を紹介します。
■(LGBT理解増進へ第一歩) 性の多様性、理解広げる/国に基本計画義務付け
LGBTなど性的少数者に対する差別や偏見は、絶対にあってはなりません。
公明党は性の多様性が尊重され、全ての人が互いの人権や尊厳を大切にする共生社会に向け、性的少数者への理解増進法(議員立法) の成立を推進しました。
法律は6月16日に成立、同23日に施行されました。
理解増進法の基本理念には「性的指向およびジェンダーアイデンティティを理由とする不当な差別はあってはならない」と規定。
政府に基本計画策定を義務付けました。内閣府は政策立案などに当たる担当部署を設置し、検討に入りました。
性的少数者の子ども・若者支援に取り組む遠藤まめた氏は「性の多様性への国民の理解を広げていく第一歩として理解増進法は大事だ。理念を定めた法律ができた意義は大きい」(3日付本紙) と評価しています。
同法を巡って公明党は、当事者や有識者へのヒアリングを約30回にわたり実施。山口那津男代表も当事者のための交流施設を訪問したほか、早期の法整備を求めて岸田文雄首相に直接働き掛けるなど、幅広い合意形成に尽力してきました。
■(認知症の人と共生社会築く) 本人らの意見、施策に反映/「人権重視の画期的な法」
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されています。認知症の人が尊厳と希望を持って暮らせるよう、施策の永続性を担保する基本法の制定をいち早く提唱し、当事者の声を聴きながら実現へ動いてきたのが公明党です。
先の国会では、公明党を含む超党派による議員立法で6月14日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立。施策の推進に向けて、国には本人や家族らの意見を反映させた基本計画の策定を義務付け、自治体での計画策定を努力義務としました。
同法の基本理念では、国民の理解増進や、認知症の人の社会参画の機会確保なども掲げられました。
認知症介護研究・研修東京センター副センター長兼研究部長の永田久美子氏は「認知症の人は何もできないといった考え方を転換し、人権重視の新しい認知症観を導く法律であり、非常に画期的だ」(6月16日付本紙) と評価しています。
■(ゲノム医療の活用推進) 遺伝に基づく差別防止も/患者の不安に敏感に反応
個人の遺伝情報を調べて病気の予防や治療につなげるゲノム(全遺伝情報) 医療は、がんや難病への活用が期待されています。公明党を含む超党派の議員連盟がまとめた「ゲノム医療法」(6月9日成立、同16日施行) は、国民が安心して同医療を受けられるようにすることをめざしています。
同法には、遺伝情報に基づく差別の防止も明記されました。がん患者の就労支援に取り組む一般社団法人CSRプロジェクトの桜井なおみ代表理事は「患者らの不安の声に一番敏感に反応し、最初に動いたのが公明党」(7日付本紙) と評価しています。
■(孤独・孤立対策、社会全体で) 全国で1000件超の聞き取り調査を実施し法整備提言
コロナ禍で顕在化・深刻化した孤独・孤立問題への総合的な施策を推進する「孤独・孤立対策推進法」(5月31日成立) は、2021年に公明党が全国で関係者への聞き取り調査を計1039件実施するなどした上で、法整備の検討を政府に提言していたものです。公明党の主張を反映し、当事者の問題は「社会全体の課題」と明記されました。
認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の大西連理事長は同法成立を受け「津々浦々で住民の声を聴いている公明党だからこそ、地域での取り組みの推進に向けてリーダーシップを発揮することを期待したい」(6月3日付本紙) と語っています。
■(防災・減災、切れ目なく) 激甚化する災害に備え「5カ年」後も対策着実に
激甚化する災害から国民の命を守るため、「防災・減災を社会の主流に」と訴えてきたのは公明党です。先の通常国会では、防災・減災対策を進める「中期計画」策定を政府に義務付ける改正国土強靱化基本法(議員立法) が公明党のリードで6月14日に成立しました。
防災・減災対策は近年、2021年度からの5カ年「加速化対策」が進んでいますが、自治体などから取り組みの継続性を不安視する声が上がっていました。改正法により、加速化対策の終了後は中期計画に基づいて、都道府県や市町村で切れ目なく着実に対策が進められることになります。
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今月は、党員の皆さまと「“公明らしさ” 発揮し実現! 通常国会で成立した法律から」を学び合いたいと思います。
また、7月の党支部会につきまして、高槻桜支部は「元気!! 訪問月間」として私の方からご挨拶にお伺いさせていただき、党支部会に代えさせていただきますので何卒、宜しくお願い致します。