ロシアのウクライナに対する侵略を非難する決議
令和4年度第1回定例会が開会 緊急の議員提出議案が全会一致で可決 市長から施政方針の発表
3月1日(月)、25日間の令和4年度第1回定例会、“3月議会”が開会されました。
この日は、本会議に先立ち、臨時の議会運営委員会を開会させていただき、議会改革の一つである市民の皆さまに、よりわかりやすい議会を目指して、委員の皆さまと議論を重ねてきた「高槻版・一問一答方式」が決定。
今議会からスタート。歴史に新しいページが刻まれました。
また議員各位のご協力のもと、議会運営委員会での緊急提案として「ロシアのウクライナに対する侵略を非難する決議(案)」が決定。
本会議において日程第5、議員提出議案第1号の決議を“議運委員長”として提案理由の説明、全員賛成で可決されました。
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令和4年2月24日、ロシア軍はウクライナへ本格軍事侵攻を開始した。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)の加盟阻止を目指し、同国に対して圧力を強めてきたロシアが本格的な軍事侵攻に踏み切った状況である。
ロシア国防省は同日、ウクライナの防空システムを制圧したと発表した。報道では、ロシアが一方的に併合を宣言したクリミヤ半島や、北に隣接するベラルーシからも攻撃が加えられたとされ、クリミアなど各方面から地上部隊が侵入したと伝えられている。
この強行された軍事侵攻は、国際法上決して許されるものではなく、人権を著しく阻害し、対話を無視した世界の平和を脅かす暴挙にほかならない。
また、ウクライナを支援する国々による制裁措置も開始されたが、そうした応酬は、多くの人々を傷つけ、経済に打撃を与え、国際社会の秩序を混乱に陥れていくことになる。
このような状況も、ひとえにロシアが招いたことと言わざるを得ない。
ロシアは、最大の核保有国でることを強調しており、その使用を示唆している。高槻市は「非核平和都市宣言」を掲げており、このような暴挙は決して許されるべきではなく、あくまでも対話による解決を求めるとともに、高槻市議会としてロシアのウクライナに対する侵略を強く非難する。
以上、決議する。 令和4年3月1日 高槻市議会
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次いで日程第6、「令和4年度施政方針について」が濱田剛史市長から発表されました。
また、令和3年度一般会計補正予算の専決処分をはじめ、一般会計・特別会計補正予算等の即決案件の審議。
さらに、条例中一部改正案件、令和4年度の一般会計・特別会計補正予算案件の議案説明がありました。尚、今議会も新型コロナウィルス感染症拡大防止対策を行いながらの開催となっています。
市議会への提出案件 令和4年3月定例会開会に当たってのあいさつ
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次回は、議案調査のため7日(月)に開会、令和4年度施政方針に対する各会派からの代表質問が行われます。公明党議員団からは、僭越ながら私、“吉田あきひろ”が代表質問に立たせていただきます。
乞うご期待!!