高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

自転車保険の加入義務化7月より

□自転車の安全利用 / 2016年6月13日

大阪府自転車条例から

20160610_074423812_iOS今日は朝から雨ですね。特にこれからの梅雨の時期は、外出時には気をつけたいものですね。

さて、「大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が制定され、2016年(平成28年)4月1日から施行されています。特に大阪府自転車条例では、「自転車保険の加入義務化」が7月1日から施行されるところで皆様に知って頂きたい内容です。

写真(下)は大阪府のホームページに掲載されていますが、自転車条例の4本柱として、「自転車保険の加入義務化」や「交通安全教育の充実」、「自転車の安全利用(高齢者のヘルメット着用、自転車の点検及び整備、反射器材の装着)」、「交通ルール・マナーの向上」などがあります。

特に、自転車保険に関しては「義務」となり、保険加入しなければなりません。

その理由として、「もしも、自転車事故で加害者になったら」と、高額賠償の事例内容として、2013年(平成25年)7月での神戸地裁の判決が紹介されています。

「男子小学生が夜間、自転車で帰宅中に、歩行中の女性と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等で意識が戻らず、監督責任を問われた母親に賠償命令」されたものです。賠償額9,521万円。 もちろん被害者にも、また加害者にもなって頂きたくない思いがする事例です。

チラシの裏面・写真(上)には、「事故の相手方を補償する自転車保険の種類」、また、「自転車保険の種類」や「チェックシート」などもあり、親切でわかりやすいチラシになっていると感じます。

高槻市におきましても、2015年(平成27年)10月1日より「高槻市自転車安全利用条例」が施行され保険加入についても「努力義務」となっていますが、本定例会において、大阪府の条例化を受け自転車保険に関して、「高槻市自転車安全利用条例及び高槻市附属機関設置条例中一部改正について」が提案され、明日の定例会2日目から審議をしていくところです。

何よりも、自転車であっても事故を起せば交通事故。ルールとマナーを守り、快適な自転車ライフを楽しんで頂きたい、そして被害者も加害者もつくらせない。さらに万が一の時は。そんな思いで取り組んでいきたいと感じます。

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