まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~より 自主防災組織の取組
I.普段から準備しておくもの・取り組んでおくもの..今日は13ページ後半からから14ページです。
3.地区内の緊急連絡網を整備しよう!!
地区内には、自治会をはじめ多くの団体や企業が活動しています。あらゆる主体が連携して緊急連絡網を整備することについては、災害対応を迅速にする上で必要なことは言うまでもありません。
本市の災害対策本部は、気象情報、地震や土砂災害警戒情報等による情報収集や河川 の巡視等を行い、その状況に応じて市民へ避難情報(下表参照)を発令します。
市民への情報伝達手段には、防災行政無線、市ホームページ、エリアメール、ケーブルテレビ、緊急連絡網など、複数の連絡手段を活用して多くの市民に迅速に伝達します が、情報の受け手となる市民側の対応も重要となります。
その対応の一つが、市民により作成される連絡網です。
① 連絡網は、普段から使用している地区コミュニティや自治会等の連絡網を有効的 に活用し作成することが大切です。
② 市の災害対策本部と市民との双方向の連絡手段としては、高槻市コミュニティ市民会議緊急連絡網や自主防災組織連絡会緊急連絡網等が考えられますが、市の災害 対策本部と市民は、それぞれの代表窓口(一本化)を決めておくことが重要です。
③ 連絡網は、市民の生命・身体の保護に関わる重要な情報網です。高齢者、障がい 者などの災害時要援護者へもスムーズに情報伝達できるように工夫しましょう。
④ 災害発生時に情報を正確かつ迅速に地区内に伝えられるように、定期的に情報伝 達訓練を実施しましょう。 なお、連絡網の作成にあたっては、地区住民に連絡網を目的外で使用しない事を理解 してもらいながら整備するとともに、個人情報の取扱に十分注意しましょう。
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