まちづくりハンドブックⅡ~自主防災活動編~より 自主防災組織の取組
先月、27日に平成28年度高槻市市民避難訓練が、市南東地域を対象に17箇所の避難所を開設し充実した訓練が行われました。
また、10月25日の“あきひログ”「自分たちの地域は自分たちで守る」に続いて、同じタイトルで、「03自主防災組織の取組」、Ⅰ普段から準備しておくもの・取り組んでおくものから、まずは、「1 防災意識を徹底するために、積極的な啓発活動に取り組もう!」を皆さんと一緒に読んでみたいと思います。(すみません、お付き合いを・・・)
災害発生時に適切・的確に、かつ安全に対応するためには、地区内の一人ひとりが日頃から防災に関する正しい知識と技能の修得を図り、災害に対する備えをどれだけ行っ ているかが災害時の被害の大小を大きく左右します。
1 防災意識を徹底するために、積極的な啓発活動に取り組もう!
①「たかつき防災ノート」を活用しましょう!
避難所や避難ルートの確認など、「たかつき防災ノート」 を活用した防災意識の向上に努めましょう。(防災ノートがお手元になければ総務部危機管理室(℡ 674-7314)まで。ただし、在庫限りとなります)
② 「防災便り(広報紙)」などを発行しよう!
地区内における過去の災害事例など、防災に関する知識や情報を掲載した新 聞・チラシ・パンフレットなどを作成し、各戸に配布しましょう。また、既に発行しているコミュニティだよりなども活用しましょう。
③ 防災講演会や座談会を開催し、地区住民へ参加を呼びかけよう!
地区住民との顔のみえる関係づくりやコミュニケーションを促進するため、学 習会・座談会や講演会・研修会を企画し開催するとともに、市や消防などの防災関係機関が主催する防災講演会などへの参加を積極的に呼びかけましょう。 講演会などへの参加は、防災関係の話を聞き理解を深めるだけでなく、住民参 加の第一歩となる場(機会)づくりとしても重要です。
④ 啓発の方法を工夫しよう!
地区の祭り等のイベント、子ども会活動、環境活動等の地区活動をはじめ、あらゆる集まりにおいて、防災に関する要素を取り入れるよう働きかけるというアプローチ(p.37「体験イベント型訓練」参照)も有効です。また、防災に関する専門知識や災害体験を持っている地区住民を 積極的に活用した研修会などの開催も防災意識の高揚に役立ちます。 なお、高齢者、障がい者などの災害時要援護者や女性をはじめ、地区内の各種 団体が参加しやすい雰囲気づくりにも心がけましょう。
《啓発のためのチェックポイント》
ⓐ 家庭や自治会で防災に関する会議を開く資料や教材等と して、「たかつき防災ノート」を活用することを日頃から 周知徹底することが大切です。
ⓑ 知識や技能の習得・情報の収集などの啓発活動は、単発的・一時的ではなく、継続して繰り返し行うことが大切です。
ⓒ 災害に対して地区内の人々が力を合わせて立ち向かうためには、活動内容や役割分担について、日頃から周知徹底することが大切です。
ⓓ 昼夜問わず防災活動を可能とするため、女性の参画や昼間に市内 在住する学生等の特性を活かした活動内容や役割分担を整備し、 日頃から周知徹底することが大切です。
ⓔ 地区内における危険箇所(土砂災害危険箇所など)や防災倉庫、 土のうステーション等の所在確認など、防災問題に関する地区特 有の注意する点は、徹底して周知することが大切です。
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危機管理室 <高槻市ホームページ
水害時の土のう等の活用方法について <高槻市ホームページ
高槻市全域大防災訓練関連資料ダウンロード “たかつき防災ノート” <高槻市ホームページ
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《あきひログ》