違反に対する「青切符」導入で/来年4月から実施 警察庁がルールブック
(公明新聞 2025/09/09 1面) 自転車運転の安全意識を高めて――。
来年4月から自転車の交通違反に対する反則金制度(青切符) が導入される。
警察庁は4日、新制度や交通マナーを周知するため、違反内容や取り締まり方針をまとめた「自転車ルールブック」を公表した。同庁のホームページ上で公開している。
反則金を科す違反は、信号無視や一時不停止、並走など計113種類。反則金額は3000~1万2000円で、16歳以上に適用される。
ルールブックは、赤切符の対象となる酒酔い・酒気帯び運転など重大な違反を除き、警察官が違反を確認した際は基本的に現場で「指導・警告」を実施する従来の方針は変わらないと明記。その上で、① 走行中に携帯電話やスマートフォンを使う「ながら運転(ながらスマホ)」② ブレーキのない自転車の運転(制動装置不良) ③ 遮断踏切への立ち入り――の三つは「重大な事故につながる」として、原則警告を経ずに青切符の対象になるとした。
傘差しや夜間の無灯火などの違反は、警察官の指導・警告に従わない場合や、同時に複数の違反、接近車両の急ブレーキなど事故の危険があった場合には青切符で対応する。
取り締まりは主に、各警察署が指定する「重点路線」で事故の多い場所や朝夕の通勤・通学時間帯を中心に実施する。
道路交通法改正の意見募集で懸念が強かった「歩道通行」については、悪質な走行を除き、切符処理は行わないとした上で、違反例や通行可能なケースを詳しく解説した。
青切符導入の背景には、自転車による悪質な違反や事故が多いことにある。昨年の自転車関連事故件数は、全事故の23・2%に相当する6万7531件。このうち携帯電話使用などによる死亡・重傷事故は増加傾向にあり、年齢層別では19歳以下が約6割を占めている。
■ 国民の意識変革促す重要性訴え
公明党は青切符の導入を巡り、昨年8月に行った政府提言の中で、改正道交法の着実な運用を含めた自転車の交通安全対策の推進を要請。自転車関連事故が増加傾向にある現状を踏まえ、自転車の交通ルールが守られるよう、国会質問などを通じて国民の意識変革を促していく重要性を訴えていた。
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