地球を笑顔に――。6月は「環境月間」
With You 食品ロス減らして地球を笑顔に

6月は環境月間
(公明新聞 2026/06/17 4面) 食品ロスを減らして地球を笑顔に――。政府は6月の「環境月間」に合わせて、関係省庁が連携し、エコアクションに向けた啓発活動を展開中です。今回は、食品ロスが地球に与える影響をイラストで分かりやすく解説するとともに、公明党女性委員会(委員長=竹谷とし子代表) の取り組みを併せて紹介します。
■ 毎日おにぎり1個を捨てている!?
日本でどれくらいの「食品ロス」が発生しているか知っていますか。2023年度の推計によると、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品は、家庭と事業者を合わせて約464万トンにも上ります。
これは、国民全員が毎日「おにぎり1個分」の食べ物を捨てているのと同じくらいの量です。この食品ロス、単に「もったいない」だけでなく、地球温暖化にも深刻な影響を与えています。
例えば、これだけの量を製造や輸送する過程で排出されるCO2は、約1050万トンに達しました。これは、全国の家庭の冷房機器から出る年間排出量よりも多いのです。
さらに、捨てられた食品をごみ収集車で運び、焼却炉で燃やすためにも、さらなるCO2が発生してしまいます。毎日の「もったいない」を減らす小さな積み重ねが、地球環境を守る大きな結果に結び付きます。環境月間を機に、私たちにできるエコアクション、今日から一緒に始めてみましょう。
■ 今日からできる家庭でのエコ術
家庭から出る食品ロスは、主に食卓での「食べ残し」、手付かずのまま捨てる「直接廃棄」、野菜の皮などを厚くむき過ぎる「過剰除去」の三つです。毎日のちょっとした工夫で、環境への負担を減らすことができます。
◆ 買い物のとき
出かける前に冷蔵庫の在庫をチェックして、買い過ぎを防止しましょう。すぐに食べる豆腐やパンなどは、お店の棚の手前から取るようにするのもポイントです。
◆ 料理のとき
家族が食べ切れる分だけを作るよう心掛けましょう。余った食材は、使い切りレシピを活用しておいしい一品に変身させるのも楽しいです。
◆ 保存のとき
食べ切れなかった食品は、早めに冷凍などの傷みにくい方法で保存を。また、うっかり「使い忘れ」がないように、冷蔵庫の中が見えやすいように配置を工夫しましょう。
◆ 外食のとき
自分が食べ切れる量を注文するのが基本です。どうしても残ってしまった場合は、飲食店で食べ残した料理を持ち帰る取り組み「mottECO(モッテコ)」などの持ち帰りサービスがあるか、お店の方に聞いてみましょう。宴会のときは、最初の30分と最後の10分は自席で料理を楽しむ「3010運動」もオススメです。
◆ 生ごみを捨てるとき
ごみの約8割は焼却処分されていますが、生ごみは水分が多く、燃やすためにより多くのエネルギーを使います。捨てる前にギュッと「水切り(生ごみダイエット)」をするだけでも、CO2削減につながります。
■ 公明が自治体の調査を後押し
公明党女性委員会はこれまでも、生活者の視点から食品ロス削減に力強く取り組んできました。
2019年の「食品ロス削減推進法」の制定をリードしたほか、家庭で余った食品の寄付を募り、困窮世帯などに届ける「フードドライブ」の普及を各地域で進めています。
政府は家庭からの食品ロスを30年度までに半減させる目標を掲げていますが、全国の約9割の自治体が実態調査を実施できていない課題がありました。
そこで、公明党は24年、データの収集と対策検討を政府に提言。これを受けて、環境省は26年度から市区町村の調査支援をスタートしました。約20の自治体を選び、生ごみを「直接廃棄」「過剰除去」「食べ残し」に分類・推計する動きをサポートし、各自治体の削減計画や施策へとつなげます。
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食品ロス削減へ <あきひログ
