正しい準備で熱中症予防 翌日の気温は必ず確認/外出時間ずらす工夫を
最近、天気が良くて暑く感じる日が続いていますね。上着を取って行動することが増えてきています。
天気予報でも今後も晴れて暑い日が続きそいだとか(≧∇≦)
高槻市議会では、令和8年5月臨時会が開催されていて基本この5月からクールビズの取り組みがはじまっています。(10月頃まで)
気が早いようですが、お互い熱中症に気をつけましょう。(阪急高槻市駅前から)
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(公明新聞 2026/05/12 6面) 近年、5月でも真夏並みの暑さに見舞われる日が増えています。この時期は、体が暑さに慣れていないため、特にシニア世代は熱中症のリスクが高まります。予防法について、熱中症総合研究所所長の三宅康史医師に聞きました。
総務省消防庁によると、5月の熱中症による救急搬送者数はここ数年、65歳以上の高齢者だけで1500人を超えています【グラフ参照】。この数は全世代合計のうち、半数以上を占めます。
5月に熱中症になる原因のほとんどが「急な暑さ」によるものです。比較的、過ごしやすい時期のため、体が急激な気温上昇に対応できないからです。加えて、高齢者は暑さを感じにくく、気が付いたら重症化しているケースも少なくありません。
ただし、高齢であれば必ず熱中症にかかるというわけではありません。体力の低下や睡眠不足、風邪気味といった「不利な条件のある人」から順になっていきます。つまり、日頃からの体調管理とともに、正しい準備を行うことで予防できます。
まずは、天気予報の確認です。テレビやスマートフォンで、翌日の気温を必ずチェックします。気温の高い日に外出する際は、日傘を差し、帽子を身に着けて暑さから身を守ります。可能であれば、外出は涼しい朝夕にずらすのも手です。
服装にも気を付けます。加齢で体温調節がうまくできないため、最高気温が25度以上の夏日でも厚着をしている人もいますが、通気性の高い長袖を着るなど、柔軟に調節してください。下着は吸汗機能が低下してきたら、新調しましょう。
■ 喉が渇く前に飲む
冷たい水を飲めば、水分補給だけでなく「体の内側から冷やせる」ので熱中症対策として一石二鳥です。大切なことは「喉が渇く前」に飲むことです。起床時や入浴前後など、1日8回程度のタイミングを決めて、コップ1杯の水を飲む習慣を身に付けましょう【イラスト参照】。外出時も500ミリリットルサイズのマイボトルに水と氷を入れて持参することをお勧めします。ただし、持病や高血圧で水分摂取量の制限を受けている人は、かかりつけ医と相談した上で、適切な水分量を決めてください。
一方、室内でも要注意です。リビングと寝室に温度計を置いて、室温をいつでも確認できるようにしてください。
また、暑い日は無理せずにエアコンを使いましょう。光熱費が気になる場合は、設定温度を下げ過ぎずに「自動運転」を選びます。さらに、扇風機も同時に使って冷たい空気を部屋中に循環すれば、電気代を安く抑えることができて経済的です。本格的な暑さに備えて、今からフィルターを掃除し、試運転しておくことをお勧めします。
■ 迷わず救急車呼ぶ
熱中症を疑われる人がいた場合、周囲の人による適切な対応が命を守ります。まずは目まいや失神、大量の発汗といった症状がないかを確認してください【図参照】。
次に、意識がなければ迷わず救急車を呼んでください。到着を待つ間、速やかに応急処置を行うことが大切です。安静にできる涼しい場所へ移動させ、服を緩めて氷や保冷剤などで首筋や脇の下を冷やし、体温を下げるようにしましょう。
■ 冷却グッズの活用も
シニア世代にも活用してほしい冷却グッズを紹介します。
定番の一つが「ネッククーラー」です。首元の太い血管を冷やすことで全身の体温上昇を防ぐアイテムです。冷蔵庫で短時間冷やすだけで繰り返し使え、近所への外出や散歩などで重宝します。
次に、微細なシャーベット状の飲料「アイススラリー」です。飲むだけで、水分と氷を同時に取り入れられるため、体の内部から効率的に冷やすことができて便利です。
この他にも、吸汗速乾性に優れた機能性肌着もお薦めです。汗を素早く広げて蒸発させることで、効率良く体を冷やしてくれます。

