自治体など定期検査義務付け/水質改善、原因究明も
(公明新聞 2026/05/07 2面) 環境省は4月から、水道水の水質基準に、健康への影響が懸念される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」の濃度に関する項目を新たに追加した。PFASは発がん性が指摘されており、自治体などの水道事業者に定期的な水質検査を義務化。基準値を超えた場合は、水質改善と原因究明が必要となる。昨年6月の省令改正が施行されたことによるもの。基準の設定を巡っては、公明党が政府に対応を要請していた。(写真は高槻市水道部)
今回、水質基準の項目に追加されたのは、PFASのうち、代表物質である「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」の2種類。これまでは水道事業者が検査に努める項目に区分され、実際に検査するかは事業者に委ねられていた。
基準値は、これまでの「暫定目標値」と同じで、PFOSとPFOAの合計で水道水1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)。体重50キロの人が生涯にわたって毎日2リットルの水を飲んでも問題ない数値とされる。事業者は原則3カ月に1度、検査を実施する。
PFASは、かつて消火剤や界面活性剤として幅広く使用されていたが、人や自然環境の中で分解されない残留性や健康への影響が懸念され、2009年以降に国際的な規制が進んだ。現在は日本を含め、多くの国で製造・輸入などが禁止されているものの、それまでに排出されたPFASが公共用水域(河川・湖沼・海域) や地下水などから検出されることがあり、問題化してきている。(写真は高槻市ウォータープラザ)
PFASを巡っては、沖縄県が19年4月に公表した18年度の水質調査で、米軍普天間、嘉手納両飛行場周辺の河川など複数地点で高濃度のPFOSやPFOAが検出された。これを受け公明党は地元議員らが関係省庁に対策を求め、基準値の早期設定を要請。24年8月には党環境部会がPFASに関する国内調査の強化を提言するなど一貫して対策を推進してきた。
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本市における水道水中の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)については、国の定める暫定目標値を下回っています。安心してお飲みください。
2024年12月議会での一般質問から
高槻市水道事業の将来にわたる安定経営に向けて/水道部/2024年12月19日
(要望) 市民の皆さまが、安全で安心して飲める水道水であることが大切で、自然災害等に備える水道管の強靭化、ピーファスなどへの適切な対応が重要です。
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水質について <市ホームページ
