国民健康保険特別会計 全部で2問6点 事業の適正性を審査
先月27日(月)に決算審査特別委員会は終了しました。
振り返り高槻市議会「令和6年度決算審査特別委員会」10名の委員による審査4日目の、私の質問と要望の要旨をご報告させていただきます。
この日は、10時~15時半までで、私の方は教育費の審査で4項目(約30分) 質問と要望のあと、引き続き「国民健康保険特別会計」について2問(約15分) 質問と要望を。
平成30年度から進めてこられた保険料の取り組みが、令和6年度より大阪府内の保険料水準が完全統一となったことから質問・要望致しました。
*
(背景)
平成30年度から進めてこられた保険料の取り組みについて、令和6年度より大阪府内の保険料水準が完全統一に。
これは、大阪府国民健康保険運営方針に基づき「全国に先駆けた保険料完全統一による国保運営」を実施すべく、大阪府と府内43市町村とが連携、協力して「大阪府で一つの国保」として、被保険者の負担軽減、受益と負担の公平化を図りながら国保の健全な運営、持続可能な国保運営の実現を目指している。
といいながらも、本市としての国保運営等の努力により他市に比べて低廉な料金設定がされていましたが、府内統一料金となったことは結果として値上げになったということです。
*
(令和6年度 高槻市「国民健康保険」の状況)
▷ 令和6年度末現在の被保険者世帯数は38,216世帯で54,520人
▷ 令和5年度より1,826世帯、3,552人減少
▷ 主な要因は、75歳を迎えた方々が後期高齢者医療制度に移行したもの
▷ さらに令和6年度の単年度収支は約1億円の赤字決算
*
(質問と答弁)
質問による答弁の1点目に、本市のこれまでの運営状況は、令和6年度において保険者努力支援制度で府内1位になるなど、府内トップクラスの事業実績より健全財政を維持してきたことに評価。そして、これまで激変緩和計画を策定し取り組んできた。
2点目に、統一化などの制度改正の影響額は医療費の自然増を除いて1,879円となったこと。
3点目に、大阪府に対しての取り組みについては、各市町村の収納率など事業成果に影響することから実効性ある取り組みを繰り返し府に要望し、6年度からは保険料抑制の仕組みや、さらなる国費の獲得に向けて共同広報、保険事業の事前審査など市町村の底上げを開始したこと。
4点目は、世帯数の減少については、少子化の進展や被保険者保険の加入要件拡大もある。
5点目は、単年度収支赤字になった理由は、大阪府が推計した6年度の保険料賦課総額に対し実際の額が少なかったことによるもの。
6点目は、令和6年度給付費の減少については、被保険者の減少等により医療総額は減少しましたが、1人当たりの医療費については、高齢化等により1.71%の増になったとのこと。さらに近年、同様の傾向で推移している。
(意見と要望)
府内統一保険料を実施したことから大阪府や府内市町村と連携し持続可能で安定した国民健康保険制度となるよう、さらに努力をしてほしい。
まず、保険料率の根拠や保険料を抑制するための大阪府の取り組みなど、被保険者に対する説明が不足していると感じる。大阪府、そして高槻市として今後さらなる丁寧な説明を求める。
また、安定運営については大阪府が推計に基づき算定する保険料で市民に保険料を賦課していますが、推計と実績に乖離が生まれ市町村に赤字が生じている。これでは被保険者に負担を課すことになりかねない。健全財政を維持する対策の検討がはじまったようですが、しっかりとお願いする。
さらに、統一保険料の抑制と安定運営の両立のため全市町村の共通の制度理解と情報共有を推進し事業費納付金を決定することなど、これからも大阪府や43市町村と連携し、府としてしっかりまとめていただけるよう強く要望しておく。
そして、今後の対応の方向性として、大阪府との連携強化のもと、適切な医療の受診など医療費の抑制策や、予防・健康づくりなど健康増進策の推進をお願いする。
財政健全化に向けた収支の管理と必要に応じた制度改正の提案などを要望。
*
【高槻市】知って安心マイナ保険証 お知らせ「私も使ってます」
