市民精神保健講座 精神障害のある人に寄り添うということ
13日(土) 大阪での公明党の議員総会が終わってから“ゆう・あいセンター” で開催されている市民精神保健講座「よりよく生きるために 精神障害のある人に寄り添うということ」の講座を拝聴しに伺いました。“明星会” さまからご案内をいただいていました。
受付で資料をいただき満席の会場へ、講師は大阪公立大学の三田優子先生。
はじめに、問1 「うつ病」について正しいと思うものはどれ? ① うつ病は遺伝病である ② 好発年齢は20才代である ③ 頭痛やめまいなどの身体の症状だけのうつ病もある 回答は挙手。一番多かったのは③ 正解は③
② は近年では小中学生が多いとか。③ は人の内面は外から見ただけではわからないことが多い みんなといる時は元気で明るい人も一人になると悩んでいることもある。
問2 「うつ病」について正しいと思うものはどれ? ① うつ病の治療には薬と休養が大切である ② うつ病は自殺の危険の少ない病気である ③ うつ病になると元気がなくなるので温かい励ましが大切である
正解は➀ ですが ③ については「頑張って」などの言葉には気をつけてと、私もむかし聞いたことがあり、今も同じ意識でした。
講師の先生から、対象者(うつ病) 50人にヒアリングをすると、25人が「励ましが嬉しい」と答えた人と、25人が「励ましを受けると落ち込む」と 励ましてはいけないというのは決して正しくはないとか。
他にも「ひきこもり」をどう見るか、支援するか
本人の意思が大切で、待つことが大切。こちらの視点を変えることが重要と。例えば、髪の毛が伸びてきて「そろそろ髪の毛を切らないとね」などの言葉、伸ばしていることにも理由があり、当事者が決めることが大切。
ひきこもりも外に出ることも当事者自身が選ぶこと。
この後は、予定があり中座。申し訳なく短い時間でしたが大変、感じるものがありました。関係者の皆さまお疲れ様でした。

