聴覚障がい者の五輪 メダル獲得へ意気込む/都内イベントで代表選手、「熱い応援を」と訴え
6月に公益社団法人大阪聴力障害者協会の皆さまとお会いし、高槻市民で選手の方々から「東京2025デフリンピック大会」が今年、東京・静岡・福島で開催されることから機運醸成など、市への応援等のご要望をいただきました。
関係機関へ声を届け、当大会のイメージポスターでのPRや様々ご協力ご支援を市や関係機関に対応いただいています。
いよいよ3ヶ月前、選手の皆さまは練習などに汗されていることと思います。ご健闘をお祈りしています。
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(16日 公明新聞) 公明党が、いち早く東京都への招致に向けて尽力してきた聴覚障がい者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」(11月15~26日) が、いよいよ3カ月後に迫った。開幕100日前に当たる7日には都内で記念イベントが開かれ、開催への機運を高めた。
7日のイベントでは、8万人を超える小中高生の投票で選ばれたデザインの入賞メダルがお披露目された。メダルは都内の伝統工芸士ら職人が金型設計から磨きまで丁寧に仕上げ、リボンは伝統技法「東京くみひも」、ケースは多摩地域産木材で製作された。
メダル獲得に向けて、代表選手が意気込みを語る場面も。これまで19個のメダルを獲得している水泳の茨隆太郎選手は、今回で5大会連続出場。「熱い応援をお願いします」と訴えた。卓球の亀澤理穂選手は「皆さんの記憶に残る、自分らしいプレーができるよう頑張ります」と抱負を述べた。
バレーボールの中田美緒選手は「音のない世界でコミュニケーションを取る様子が魅力です」とデフスポーツの特長を紹介。陸上の山田真樹選手は「聞こえない人だけが集まってもデフリンピックは成り立たない。一緒に最高の思い出をつくりましょう」と呼び掛けた。
このほか、タレントのみやぞんさんと俳優の富栄ドラムさんも登場。ヘッドホンを着用し“音のない世界”で、デフ卓球メダリストの亀澤選手に対決を挑んだ。ドラムさんは「元力士であり、応援がどれだけアスリートの力になるか実感してきた」と強調。“目で見る”新たな応援スタイル「サインエール」の応援サポーターとして、応援の力を選手に届けるとの思いを話していた。
■ 公明、いち早く招致に尽力
公明党は、招致主体である全日本ろうあ連盟と連携して東京開催の実現に尽力。2020年2月の衆院予算委員会で岡本三成氏(現政務調査会長、党2025デフリンピック大会推進本部長) が、国の全面的な支援を訴え、当時の首相から「しっかりバックアップしたい」との答弁を得た。
都では、都議会公明党が20年3月の予算特別委員会で、東京招致をめざして調査を進めるよう要請するなど一貫して推進した結果、22年6月に小池百合子知事が「招致主体の団体を国や関係者と密に連携しながら積極的に応援する」と表明。22年9月、国際ろう者スポーツ委員会の総会で、東京開催が決まった。
岡本本部長は「世界で分断と対立をあおる風潮が強まる今、デフリンピックを通じて共生社会の構築を進める意義は大きい。成功に向けて関係者と協力し、無事故で終えられるよう最後まで力を尽くす」と述べている。
■ 日本、全21競技に出場
デフリンピックは、五輪などと同様に国際オリンピック委員会(IOC) の公認大会で「ろう者の五輪」とも称される。4年に1度開催され、夏季と冬季それぞれの大会が2年間隔で交互に行われる。第1回は1924年に開催され、48年開始のパラリンピックより長い歴史を持つ。
100周年の節目となる夏季大会は11月、日本で初めて開催される。東京都、福島、静岡両県の会場で21競技が行われる【図参照】。
7月31日には、過去最多となる273人の日本代表選手が発表された。前回のブラジル大会(22年) では、射撃やテニス、レスリングなどの競技で日本代表選手は出場していなかったが、今大会は全21競技に出場する予定だ。
■ 開・閉会式の観覧募集
11月15日の開会式(渋谷区の東京体育館) と26日の閉会式(同) について、一般観覧の募集が行われている。今月31日まで、インターネット上で応募している【2次元コード参照】。
電話やはがきでは申し込めない。入場券は無料。応募多数の場合は抽選となる。