本日の公明新聞から 東京から全国へ
■ 備蓄米の活用を提案、実現
コメの価格高騰に対応するため、政府備蓄米の活用を提案し実現。フードバンクへの備蓄米提供の前倒しも後押し。消費者も生産者も納得がいくコメの適正価格をめざします。
■ 社会の混迷打ち破る手腕
元外交官。内戦直後のアンゴラでは日本大使館開設に尽力。風評被害に遭う福島県産品のブラジルへの輸出解禁も。混迷する国際社会で世界を巡り培った交渉力を発揮します。
■ 世界に誇れる兵庫を構築
神戸空港の国際化に尽力。多彩な観光資源を持つ兵庫に多くのインバウンド(訪日客) を呼び込むための体制整備を進め、世界に誇れる「ふるさと兵庫」を築きます。
■ 現状5番手の高橋、フルネーム徹底を
主な顔ぶれは公明現職・高橋みつお、自民現、維新新、国民新、共産新、れいわ新、参政新、社民新、N党元、諸派新2、無所属新の計12人。
無所属の元明石市長は高い知名度に加え、立憲推薦で独走。残り2を自民、国民、維新と高橋みつお氏が争うも、予定候補の乱立で埋没する高橋みつお氏は現状5番手。さらに同姓候補の出馬表明でフルネームの浸透が必須。保守、無党派、全ての人脈に食い込まなければ勝利はない。
【略歴】元農林水産大臣政務官。党学生局長。元外交官。参院議員1期。大阪外大(現大阪大学)在学中に外交官試験に合格し中退。中央大学法学部卒。兵庫県出身。48歳。
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2025/06/01 関西版
■ 軽減税率を実現
飲食料品全般の税率を8%に据え置く軽減税率の制度設計に携わり、導入を実現しました。
■ 年収の壁引き上げ
所得税が課される年収「103万円の壁」を引き上げ、1人当たり年2万~4万円の減税に。
■ 物価高対策に全力
電気・ガス、ガソリン代補助で家計負担を軽減。さらなる減税と給付の実現に全力を挙げます。
【情勢】予想される顔ぶれは、公明現職・杉ひさたけ、自民新、維新新2、立憲新、国民新、共産新、れいわ新、参政新、諸派新2の計11人。維新は大阪市議2人が出馬表明し、当選は確実。残る2を自民、国民と杉氏が争う構図に。勝利には、圧倒的な拡大が急務。
【略歴】元財務大臣政務官。党青年委員長、同税制調査会事務局長。公認会計士、税理士、行政書士。参院議員2期。創価大学経営学部卒。大阪市西成区出身。49歳。
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迫る都議選 斉藤代表に聞く/13日(金) 告示、22日(日) 投票
“首都決戦”である東京都議選が今月13日(金) 告示、22日(日) 投票の日程で行われます。公明党は20選挙区に22人(現職16人、新人6人) を擁立し、激戦に挑みます。斉藤鉄夫代表に都議選の意義や党の訴えなどを聞きました。
■ (意義) 公明が都政の要役担い、全国先導の政策生み出す
――都議選の意義は。
日本の総人口の約1割を占める首都・東京は、予算規模がスイスなどの国家予算にも匹敵し、都の動向は国にも大きな影響を与えます。その都政の行方を決める都議会を、どの政党、どの政治家に託すのかが問われる選挙です。
公明党は、党員、支持者をはじめ皆さまのご支援により、都議会で働く場をいただき、長年にわたって、議会の合意形成をリードし、都政を安定させる要役を担ってきました。
また、人口が集中する東京だけに子育てや教育、介護、福祉などの多くの課題にも直面しています。そこで都議会公明党は、子ども医療費の無償化や私立高校授業料の実質無償化、帯状疱疹ワクチンの接種費用助成など、数多くの先進的な政策を、知事をはじめ都側に粘り強く働き掛け、一つ一つ実現してきました。それらの政策は、党の議員ネットワークにより、他の自治体にも波及し、最終的に国レベルの政策にまでなったものも少なくありません。
公明党にとって、まさに全国をリードする“政策実現の方程式”のモデルをつくってきたのが都議会公明党です。非常に重視しているのは、そのためです。
――各党も都議選に国政選挙並みの態勢で臨んでいますが。
過去には都議選の結果が、その後の国政選挙にも影響を及ぼす“先行指標” となったケースが少なくありません。くしくも今夏は12年に1度、参院選と重なり、その“前哨戦” とも位置付けられています。
今、長引く物価高や米国トランプ政権の関税政策など、日本は大きな難局に直面し、国政においても政治の安定を図ることが欠かせません。日本の将来を切り開くためにも、都議選に勝ち抜き、参院選勝利への大きな弾みにしていきたい。
■ (訴え)「家計応援」「防災」を推進。公明は実現する力がある
――都議選での訴えは。
都議会公明党は、物価高などから生活に安心と希望を取り戻すための重点政策「家計応援計画」を掲げています。
例えば、今後5年間で現役世帯の平均年収200万円アップへ、中小企業の生産性向上などを後押しします。子育て・教育などの基本サービスを所得制限なしで無償化する「子どもベーシックサービス」の導入や、バスなどに低額で乗車できる「学生パス」の実現もめざします。都公式アプリを活用した15歳以上の全都民に7000円相当のポイントを付与する事業は1万円に拡充します。
都議会公明党には、こうした政策を実現する力があります。実際、防犯機器への2万円補助など、既に動き出している政策もあります。
――都議会公明党の特長とは。
河川改修や道路整備といった防災・減災対策、インフラ構築は、地元だけでなく国や他の自治体との緊密な連携が必要です。公明議員は地域に深く根差し、チーム力を発揮しながら、そうしたまちづくりを前へ進められます。ネットワークや地域に基盤がない“風任せ” の政党とは違います。
また、70年前に公明系候補が都議会に進出してより、都議会公明党は“庶民の目線” の政治姿勢を貫いています。シルバーパスの4割値下げや0~2歳児の第1子保育料無償化などの最近の実績も、そうした都民一人一人の声を形にしたものです。
それゆえに、腐敗政治の一掃へ都議会のリコール解散(1965年) を主導したり、税金のムダ遣いを徹底して削減するための新公会計制度の導入(2006年) など、都政改革の先頭に立ってきました。
■ (決意) 党挙げて全員当選に総力
――告示まであと12日となりました。
党予定候補22人が参加している時局講演会や街頭演説には連日、多くの党員、支持者の皆さまが応援に駆け付けていただいています。その真心に深く感謝と御礼を申し上げます。
皆さまの熱い思いを受け止め、予定候補は皆、身を粉にして奔走しています。16人の現職には、いずれも豊富な実績があります。新人6人も、区議・市議や党職員、上場企業での管理職の経験者といった即戦力の人材ばかりで、早速、地元の公明議員と連携して実績を生み出しています。他党の追随を許しません。
全員当選をめざし、党代表の私自身が先頭に立って戦い抜く決意です。そして全国の国会、地方議員も総立ちとなって、党を挙げて押し上げてまいります。
今回の都議選は、これまで以上に情勢が緊迫し、どの選挙区でも厳しい戦いが予想されています。しかし、勝負はいよいよこれから。負けるわけにはいかない!
東京の安全・安心な暮らし、未来を託せるのは、都議会公明党しかありません。「公明党が勝てば東京、日本が変わる。大きな希望を生み出せる」と力の限り訴え、勝利へ全力を尽くしてまいります。