見て深掘り 半世紀以上続いた「暫定税率」が廃止へ
(25日 公明新聞) 昨年12月、自民、公明、国民民主の3党幹事長がガソリン暫定税率(当分の間税率)の廃止を合意した。それまでの間、政府は補助金による価格抑制策を拡充する。暫定税率の内容や歴史、政府支援策の効果などについて紹介する。(イラスト・福山英治)
[主張] 春も熱中症に注意 暑さに体を慣らす工夫が大切
(24日 公明新聞[主張]) 4月にもかかわらず最高気温が25度以上の夏日や30度以上の真夏日が続出し、早くも熱中症で搬送される人が出ている。
熱中症の発生は7~8月がピークだが、“春の熱中症”にも注意したい。
体が暑さに慣れていない今の時期、急に気温が上がると体温調節がうまくいかず、熱中症のリスクが高まる。消防庁によると昨年は5月でも2799人が熱中症で救急搬送されている。
対策として、体が暑さに慣れる「暑熱順化」が重要といわれる。意識して汗をかく機会を増やすことで、発汗しやすくなり、皮膚の血流も増え体温の調節機能がアップする。
具体的には、30分程度のウオーキングや15分程度のジョギングなど少し汗をかくような運動や、風呂に漬かることが挙げられる。暑熱順化には数日から2週間程度かかるという。自身の体力や体調に合わせて無理なく行いたい。
暑さへの順応とともに、こまめな水分補給や暑さを和らげる工夫も重要になる。気温の高い日は通気性の良い服を選び、屋外では日傘や帽子を使用したい。
屋内ではエアコンで室温を調節することが大切だ。早めに試運転を行い、故障がないか確認しておく必要もある。
暑さの感じ方は人によって異なる。そこで活用してほしいのが、気象庁と環境省が23日に今年の運用を始めた「熱中症警戒アラート」だ。熱中症のリスクが高まった際に注意を呼び掛けるもので、環境省の「熱中症予防情報サイト」などで確認できる。
また、警戒アラートより一段上の「熱中症特別警戒アラート」も同日から運用が始まった。発表時には、公共施設など、市区町村が「クーリングシェルター」に指定したエアコンが効いた施設が開放されるほか、学校行事などの主催者は中止や延期の検討が求められる。
熱中症は重症化すると命に関わるが、適切な対策を講じれば防ぐことができる。間もなく迎えるゴールデンウイークも十分に注意し、有意義に過ごしたい。
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(高槻市 令和7年度施政方針大綱) 公助として「良好な環境が形成されるまちに向けた取組」に、熱中症予防対策を強化するため、改正気候変動適応法に基づき、市有施設等をクーリングシェルターとして指定します。
私の議会活動 一般質問 熱中症対策について/保健福祉部保健所保健予防課/2011年7月15日
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また、市民・事業者・団体と共に「エコ&クリーンフェスタ」を開催するなど、「第2次環境基本計画」に示す望ましい環境像の実現を図るための取組を実施するとともに、「たかつき市民環境大学」を引き続き開講し、環境保全活動の担い手を育成します。
さらに高槻市では、避難所になる体育館のエアコン設置として、令和7年度末には100%となる見込みです。(小学校41校・中学校18校)