この4月から 人工内耳専用電池・充電器の補助開始 一般質問から実現
(TAKATSUKI Days 4月号 P42)「日常生活用具 補助対象拡大 人工内耳専用電池 成人にも」の記事。
4月から、日常生活用具の給付内容が拡大。人工内耳専用電池・充電器の補助が、18歳以上にも拡大されます。
購入前にご相談ください。
健康福祉部 障がい福祉課
☎ 072-674-7164
FAX 072-674-7188
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対象は、市内在住の18歳以上で、身体障がい者手帳(聴覚障がい) を持ち、人工内耳を装用している人。給付基準額は、上限30,000円(両耳装用の場合は、片耳30,000円、両耳60,000円) 基準額を超える部分は自己負担) 課税世帯は1割の自己負担あり。年度につき1回限りの申請。
対象用品は、人工内耳専用空気電池、人工内耳専用充電式電池、人工内耳専用充電器となっています。
必ず購入前に申請してください。購入済みのものについては給付対象になりません。
日常生活用具の支給制度の利用案内 市ホームページ
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(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会HPから一部引用) 人工内耳は、手術で耳の奥などに埋め込む部分と、音をマイクで拾って耳内に埋め込んだ部分へ送る体外部からなります。(他の記事では) 人工内耳を装用している場合、充電式電池では、おおよそ18カ月ごとに装置の電池交換が必要とされていますが、電池の費用は保険適用外で、その都度、数万円が必要となり大きな負担だと思います。
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本市の取り組みを調べてみると「北摂初」とのことでした。すごい高槻!!
公明党の取り組み姿勢は「小さな声を聴くチカラ」、2016年に“難聴児親の会等” の皆さまからの市民相談よりご要望をいただき一般質問に臨みました。当時の様子は下記に・・・
8年の歳月が流れ、2024年9月定例会において、健康福祉部障がい福祉課に2回目の質問「 参加しやすい環境整備について(障がい福祉について)」として一般質問を行ってきました。
(一般質問の一コマ)
2016(平成28) 年3月定例会において、難聴児親の会の方からご要望をいただき一般質問において要望を致しました。
2018(平成30) 年度の施政方針の中で、濱田市長より、新規事業として、「高度難聴児に対し人工内耳装置の購入費用等を助成」の発表がありました。
“補聴器では聴力の改善が見込めない難聴児の言葉の発達等を支援するため、18歳未満の人工内耳装用児に対し、人工内耳装置の購入費用等を助成します。”と表明いただき、子育て施策として助成事業を実施していただく運びとなりました。感動の瞬間で今も高く評価をしています。
あれから6年、当時14歳だった方は現在、20歳になられています。助成事業が決定した頃、ご両親の負担を気にしながらも人工内耳を装用し聴こえる喜びにお手紙をいただきました。「私は韓国のアイドルグループの音楽を聴くことが好きです」との一文は、今も脳裏に刻まれています。現在は社会に出られ、手話通訳としても活躍されているそうです。
現在の、人工内耳の申請状況をお聞かせ願います。また、18歳になると助成が受けられません。聴こえる喜びについて拡充すべきと考えますがいかがでしょう。市の見解をお示しください。
但し、補装具事業において人工内耳装置の修理代は18歳以上も支給されていることは承知しています。
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小さな声を聴くチカラ 「声」がカタチになって本当に良かった。
上記の質問の前に、2016年3月定例会において、一般質問「 障がい福祉について/人工内耳装置の要望」を健康福祉部障がい福祉課に行いました。
当時、一般質問のあと、組織横断的な検討をしていただき、子ども未来部での実施となり18歳未満の方に、装置の購入または修理(20万円/年度・限度額) と装置の電池等(3万円/年度・限度額) が実現しました。
人工内耳装置等購入費助成のご案内 <市ホームページ
この時も、難聴児親の会の方々からご要望をいただきカタチになったこを、ともに喜び合いました。一般質問のあとの濱田市長からのコメントも忘れられません。