「議案第29号・令和7年度高槻市一般会計」について
13日(木) 文教にぎわい委員会が開催されました。令和7年度の施政方針大綱の発表から、代表質問を経て新年度予算等の審議となります。
私の方からは「議案第27号・高槻市付属機関設置条例中一部改正について」と「議案第29号・令和7年度高槻市一般会計」について、街にぎわい部と教育委員会事務局に質問と意見・要望を行いました。
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「議案第29号 令和7年度高槻市一般会計」について
まずは、街にぎわい部、歴史にぎわい推進課にお伺いします。
(1問目)
高槻城公園整備事業についてお聞きします。高槻城の趣を感じられる公園を目指し、公園北エリアの整備に着手されます。
特に賑わいの視点から民間店舗の設置を計画、継続費を含む、歳出は702,083千円、都市構造再編集中支援事業補助金(歳入) 118,500千円を活用されます。
改めて、公園の全完成までの構想内容と今回の、民間店舗のイメージ、公募の仕方をお聞かせ下さい。また、駐車場を設置するとのことですが、規模はどの程度か、お聞かせ願います。
(ご答弁) 歴史にぎわい推進課
高槻城公園の整備についての考えですが、かつて大坂城、岸和田城とともに府内三大城下町として繁栄していた高槻城があったこの地において、城下町の風情を感じられる新たなシンボルエリアを創出しようとするものです。
令和5年3月に芸術文化劇場が立地する中央エリアが開園し、今回整備に取り組む北エリアについては、高槻城を構成した土塁・土塀や武家屋敷をはじめとする当時の景観を再現するほか、大手地区では城下町を見守った火見櫓を現代のランドマークとしてよみがえらせるもので、今回募集する飲食店等とともに令和8年度末のオープンを予定しています。
次に、民間店舗のイメージですが、高槻城公園の歴史的な景観とも調和する、魅力的な飲食のサービス等を提供することで、来園者への利便性や公園のにぎわいにつなげることができる、事業者を想定しています。
なお、公募の仕方についてですが、学識経験者等から構成される附属機関において出店者募集要項のとりまとめを行い、ホームページ等で広く募集する予定としております。
また、北エリアの駐車場台数は、新たに30台程度の整備を予定しています。
(2問目)
今後、魅力的で趣があり、皆さんが憩える公園づくりに期待をしています。また合わせて、市の工事では、道路整備、無電柱化も進められ、周辺工事は令和9年まで続きます。周辺工事もその後も続くと聞いています。どうか、関係部局の皆さまには、工事の安全確保をお願いしておきます。
特に、駐車場に関しては、公園の中心となる「高槻城公園芸術文化劇場」については、トリシマホール約1,500席あり、地下駐車場は普通車等、150台分を設置。令和5年3月の開園以降、様々な催しが行われ、現在も、賑わいの充実を聞くところです。
ただ、中核市としてのあり方の中で、他府県などからツアーや大型の会議など行う場合に、大型バスなどで移動、来館したいとの声も聞かれますが、ご答弁いただいた駐車場の設置など南館では2台あるとお聞きしていますが、北館にも必要ではないでしょうか、大型バスなどの駐車場に関して、市の考えをお聞かせください。
(ご答弁)
大型バスの駐車場台数についてですが、新たに整備される北エリアについては、芸術文化劇場北館近くに2台程度駐車できるスペースを確保しています。
本公園は、歴史資産を活用し、本市の新たなランドマークとして整備することから、市民のみならず全国から多くの方にお越しいただくことが重要と認識しています。
そのため、引き続き、アクセスの向上についても検討を進めてまいります。
(意見と要望)
ご答弁をいただき、私どもも要望してきた経緯から、新たなランドマークとしての公園整備、交流人口の増加に期待をしております。また今後、周辺道路等も整備が進んでいきます。関係部局と連携を図りながら大型バスの誘導など交通安全の配慮が大切だと思います。宜しくお願い致します。
さらに、当委員会ではありませんが、市バスの循環などでの利便性向上も要望をしてまいりました。引き続き宜しくお願い致します。
ここからは、市民の声を受け、これまで要望してきましたことから、街にぎわい部をはじめ関係部局の皆さまに、評価と期待の弁を述べさせていただきます。皆さま、ご容赦願います。
まず、摂津峡公園の観光拠点について、豊かな自然をいかしつつ、誰もが楽しむことができる北摂ナンバーワンの観光拠点となるよう、これまで要望を行って参りました。
代表質問でも笹内議員から期待をしながら、質問されましたが、特に、芥川城の国指定を受け、三好山を含む摂津峡エリアの一体化を期待しています。濱田市長からは、保存活用計画、策定の基、全国に誇ることができる新たな歴史と観光の拠点の創出に向け取り組むとご答弁をいただきました。期待をしています。
次に、これまでも要望してきた第7弾プレミアム付商品券「スクラム高槻 地元のお店応援券」と、高槻版デジタル地域通貨について、こちらも代表質問の中で市長から、「スクラム高槻 地元のお店応援券」は、緊急的な経済対策として、非常に実効性のある、有効な取り組みであったとご答弁をいただくとともに、平常時から継続的に地域経済を活性化させていくものとの位置づけを確認させていただきました。
物価高騰が続く中、市独自の取り組みも、未だ欠かせない状況であり、その中にあって、「スクラム高槻地元のお店応援券」における、経済の活性化や、家計を守る取り組みに対して、第7弾の決定をしたことに、非常に高い評価しています。
特に、地域活性化のため新しい施策として注目されている、デジタル地域通貨については、令和6年の12月議会での質疑において期待と要望をしてきました。今後の取り組みに大いに期待をしています。
次に、教育委員会事務局へ