生きものたちの語りを聞きましょう
(JT生命誌研究館の資料より) 生きているとはどういうことかを知るために、科学による分析を基本に、生命の長い歴史を読み解くところから始めるのが生命誌です。
それは生きものの物語を聞くこととも言えます。その物語を楽しく美しく表現し、「生きている」、更に「生きる」という課題を多くの人と共に考えたいと思っています。
このような「研究と表現を一体化した考える場」が研究館です。いのちについて考え、いのちを大切にする社会をつくる仲間であるあなたへ
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先日、高槻市役所の本館と総合センターの間の通路に、JT生命誌研究館「食草園」の紹介展示がされていて、“ご自由にお取りください” のチラシをいただきました。
38億年の歴史、私が感じる進化の感動は、地球が誕生して海ができ、微生物の誕生から魚になり、陸を目指し、上陸するために重力から内臓を守るために肋骨に進化するところ。そして分岐しながら人類へ
(永田和宏館長より) すべての生物がDNAをもつ細胞でできていることから、祖先は一つと考えられます。38億年前、ここで生命が誕生しました。
これほどの時間、続いてきた生きものの見事さに打たれます。私たちが今ここにいるのは、38億年の生命の歴史があってのこと。いのちの重みを改めて感じます。
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JT生命誌研究館は、大阪府高槻市紫町1-1 開館時間は10:00~16:30 入場無料とのこと、一度行ってみたいですね。
チョウのレストラン「Ω食道園」もあります。コンクリート壁に囲まれた4階屋上の小さな庭に虫や鳥が訪れ、いつの間にかダンゴムシもアブラムシも暮らす場所になっているそうです。
こちらは、チョウのための庭、幼虫が食べる植物は種ごとに決まっていて、食草園には様々な食草が植えられているそうです。春夏秋冬を通して四季折々の変化が見られるとのことです。
高槻市役所の「中庭」もそんな雰囲気でレイアウトされていて、春には蝶々が来てくれたらいいですね。
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以前、観た地球大進化(NHK) のテレビを思い出しました。面白かったですよ(2016年)