厚労省 現行統計開始の99年以降 予防をしっかりと行うことが大切
(10日 公明新聞より) 厚生労働省は9日、全国約5000の定点医療機関から昨年12月29日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数が1機関当たり64・39人となり、現在の集計方法となった1999年4月以降で最多となったと発表した。
前週比1・51倍で、患者報告数は計31万7812人に上がった。これまでの最多は2019年1月の57・09人だった。
都道府県別の1機関当たりの患者数は、大分が104・84人で最も多かった。
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高槻市 インフルエンザ発生情報
大阪府では、感染症情報センターを設置して感染症発生動向調査事業を行っています。
インフルエンザは、定点把握疾患(定点として指定された医療機関からの届出を受けてその発生数を把握する疾患) です。
国の通知に基づき、令和6年9月2日より季節性インフルエンザの2024/2025シーズンが始まりました。1.00を超えると流行の目安、10を超えると注意報レベル、30を超えると警報レベルとなります。
高槻市は現在、33.54です。(2024年12月20日更新)
インフルエンザの予防 <市ホームページ
インフルエンザは、「インフルエンザウイルス」によって起こる感染症です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状もみられます。小児や高齢者、免疫力が低下している人がかかると重症化する場合があります。
インフルエンザにかかっている人の咳やくしゃみなどによってウイルスが飛び散り、それを吸い込むことによって感染します。またウイルスが付着したものをさわった手で、口や鼻に触れることでも感染します。インフルエンザから身を守るためには、予防をしっかりと行うことが大切です。
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法、体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、特にご高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方は、人混みや繁華街への外出は控ることも大切な予防と。
もし、インフルエンザにかかったら・・・
市ホームページのインフルエンザの予防をご参考に
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2024年11月、公明党議員団は、市政への要望(重点施策) として、新型コロナウィルスは5類になったものの、患者数が増加傾向にあり、また、インフルエンザの流行にも警戒するならば、高齢者や基礎疾患のあるなどの重症化しやすい方への積極的な周知に加え、症状があった場合の、医療機関への受診や対処方法についても周知することを求めてきました。