新しい世界が広がり
高槻市文化祭で感動の連続 エスペラントや江戸時代の手紙、短歌に書道作品
12日(火) 生涯学習センター展示室で開催されていた文化の秋、“高槻市文化祭” へ
「エスペラント」ってご存じですか? とお声かけいただき、「いや、知らないです」と即答。
エスペラント (Esperanto) は、ラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフ(1859~1917) さんとその協力者たちが考案・整備した人工言語だそうです。
母語(母国の言葉) の異なる人々の間での意思伝達を目的とする、国際補助語としてはもっとも世界的に認知され、普及の成果を収めた言語となっているそうです。すごい!!
冊子に紹介、旧五千円札の新渡戸稲造さんは、エスペラントを公立学校の課目に編集する提案をされ尽力されたそうです。詩人の宮沢賢治さんは、エスぺランティスとして詩作を試みたとか。
JR釜石線の全駅にエスペラントの愛称名、チャップリンの映画の街の看板にも、坂本龍一のアルバム「エスペラント」なども紹介されています。
「民族と民族が敵する心よ、消えよ、失せよ、時はきたのだ。すべての人が家族のように心ひとつになる時が」ザメホフの詩。
生まれたのはロシア領、ポーランド。ユダヤ人、ポーランド人、ロシア人、ドイツ人などが混住する地。他者の思想・心情を尊重するザメホフ、そんな心の持ち主だからこそ、通い合う地球のことば“エスペラント” を考案されたのでしょうね。今では使用者が120か国に広がっているそうです。
市ホームページに「高槻エスペラント会のご紹介」が掲載されています。
*
他にも“文化祭” では、「日本郵趣協会」高槻支部創立51周年記念切手展。長年にわたって収集された切手を、心を込めて展示。
世界の蒸気機関車、ふるさとの花、世界遺産、江戸時代の国名入りの証印など。
若い頃、子どもたちの成長や家族の様子を手紙にしたため、年2回ほど、筆ペンを使ってお互いの両親に贈っていました。そんな懐かしい思い出が甦りました。今はメールで1秒?
*
さらに、高槻市短歌友の会展や玉川牧田コミセン書道講座の作品など。文化祭を通して知らなかった世界から、新しい世界が広がり感動の連続でした。
短歌は、五・七・五・七・七が基本であると・・・
「友の声 小さな思い 聴くチカラ そこに広がる 世界の平和」
「明日への 希望が光る わがまちは 大切にする 市民の心」
スマホの自動翻訳アプリで、エスペラントを…
友の声 la voĉo de amiko
小さな思い malgrandaj pensoj
聴くチカラ La potenco de aŭskultado
そこに広がる disvastiĝis tie
世界の平和 mondpaco
大丈夫かな?