いよいよ衆院選 きょうの公明新聞
(11日 公明新聞より) 15日(火)公示、27日(日)投票の衆院選が目前に迫りました。衆院選は、有権者が「小選挙区」と「比例代表(比例区)」の2票を投じます。他党にはない公明党の力や持ち味を紹介するとともに、有権者の投票行動に関してまとめました。
■「小さな声を聴く力」がある/現場目線、生活者目線で政治進める
一人一人の“小さな声”を聴き、政治に反映させる“大きな力”があるのが公明党です。現場目線、生活者目線の公明党がいるから、自公政権は幅広い国民の声を受け止めることができます。夜回り先生・水谷修氏も「一人に寄り添う人間主義を掲げ“国の明日”を国民と一緒につくってきた」と評しています。
■ 例えば、こんな実績
▽「ひとり親の税軽減が未婚だと受けられない」。切実な声から婚姻歴などを問わない控除を実現
▽アレルギー疾患の子を持つ母親の声を聴き、クルミやカニなどの食物アレルギー、アトピーといった疾患への対策を実現
■ 政治改革の先頭に立つ/いち早く具体案示し改正法に反映
クリーンな政治の実現へ、改革の先頭に立つのが公明党です。今年6月成立の「改正政治資金規正法」の議論では、他党に先駆けて具体案となる「政治改革ビジョン」を発表し、粘り強く交渉したことで、当時の首相が公明党案をほぼ丸のみ。当初の自民党案より厳しい内容の改正法【別掲】となりました。
■ 改正法の主な内容
▽議員の責任逃れを許さない、いわゆる「連座制」の強化
▽政治資金パーティー券購入者の公開基準額の「5万円超」への引き下げ
▽政治資金をチェックする「第三者機関」の設置
■「2票」を使い分ける有権者も多い
■ 小選挙区=他党支持でも、比例区は公明党の可能性
衆院選は、小選挙区では候補者名を、比例区では政党名を書いて投票する「2票制」です。調査によると、小選挙区と比例区で異なる政党に投票する「クロス投票」=「2票の使い分け」をする有権者が、かなりの数に上ります。他党候補の支持者であっても、比例区では公明党を支持する可能性が十分にあります。
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「明るい選挙推進協会」が前回衆院選(2021年10月)後に全国で実施した調査では、小選挙区で自民党候補に投票した人の3割近くが比例区で、公明党や立憲民主党など他党に投票【グラフ参照】。小選挙区で立憲の候補に投票した人の1割が比例区で、自民、公明の与党に入れました。
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クロス投票は「1党のみの支持に偏りたくない」といった有権者のバランス感覚の表れとされます。1人を選ぶ小選挙区では「政権選択」の色合いが濃くなる半面、全政党が選択肢となる比例区では「政策や実績」などで判断する傾向が強くなります。小選挙区で他党支持の人にも、“公明党だからこそ”の政策や実績を訴えていくことが、比例区での支持拡大につながります。