(衆院9日解散、27日投票)短期決戦、結束し勝つ/公明が選対本部を設置/中央幹事会で石井代表
(4日 公明新聞より) 公明党は3日午前、東京都新宿区の党本部正面玄関前で石井啓一代表、西田実仁幹事長らを中心に、「第50回衆議院選挙対策本部」の看板掛けを行い、今月15日(火) 公示、同27日(日) 投開票の日程で実施される衆院選の必勝を期して「全議員が団結して大勝利していこう!」と誓い合った。
これに先立ち、党本部で開かれた中央幹事会で石井代表は、石破茂首相が衆院を9日に解散し、衆院選を15日公示、27日投開票の日程で行う方針を示していることに触れ、「投票日まで残り24日間しかないという本当に“超短期決戦”である。しっかり党内で結束をして臨んでいきたい」と力説した。
その上で、衆院選に向け重点政策がまとまりつつあると報告し、衆院選勝利へ、公明党の政策と実績を訴えていこうと力を込めた。
衆院選で公明党は、11小選挙区の完勝と比例区現有23議席以上の確保をめざす。
国民生活の向上に必要な政策を切れ目なく実行していくには、政治の安定が不可欠。その土台となる政治の信頼を回復するため、公明党は「清潔な政治」の実現へ不断の政治改革の先頭に立つ。
3日の中央幹事会で決定した党選挙対策本部の体制は次の通り。
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▽総合本部長 石井啓一
▽本部長 西田実仁
▽顧問 山口那津男
▽副本部長 北側一雄、古屋範子、斉藤鉄夫、赤羽一嘉、佐藤茂樹、竹谷とし子、岡本三成、谷合正明、佐藤英道、石川博崇、伊佐進一、高鍋博之、吉本正史
▽事務局長 三浦信祐
▽事務局次長 山口広治、千葉宣男、溝口三嘉、米山哲郎、大久保勝明、鶴岡義和、広瀬憲也、宮地広助、栗岡哲平、日吉淳哉、荒神享佑
■ 能登半島の豪雨被災地、5日視察
一方、中央幹事会で石井代表は、先月、記録的な大雨による河川の氾濫や土砂崩れなどの甚大な被害に見舞われた石川県の能登半島北部の被災地を5日に訪れると発表。「現地では、被災地域を直接調査するとともに、被災者との懇談や農地被害の現状の視察などを予定している」と述べた。
その上で、「この地域は(元日の) 地震に加えて、水害も起こったということで、二重の大変な苦しみを受けている。一日も早い復旧・復興に向けて、しっかり取り組んでいきたい」との考えを示した。