防災の要とならん
高槻市中消防署富田分署・消防団拠点施設 完工式
28日(土) 午後、新庁舎「高槻市中消防署富田分署・消防団拠点施設 完工式」が開催されました。
日夜、市民の生命と財産、安全・安心を守る取り組みに敬意を表し、完工式の開催に心からお祝いとお慶びを申し上げます。
パンフレット・高槻市消防長のご挨拶より、“様々な災害に対応するため、消防団拠点施設と一体化した本施設を最大限活用し、消防職団員の連携をさらに深め、消防体制の充実強化に取り組んでまいります。
また、本施設が、市民の皆さまにとって、親しみやすく利用しやすいものとなるよう消防行政サービスの向上に努めてまいります。” との決意のお言葉がありました。
川添1丁目の水路沿いに建設された“高槻市中消防署富田分署・消防団拠点施設” は隣接する川添公園から、近くは東に市立総合体育館、西に市立柳川小学校、南にUR富田団地、北に市立寿栄小学校のほぼ中心に位置します。
この日の完工式は、消防職員・消防団員の皆さまに歓迎していただき式典がスタート。濱田市長の式辞、都市創造部長からの建築経過報告、来賓祝辞、ご代表によるテープカット、消防音楽隊(34年目・隊員29名) による「防災の要とならん」との消防行政の決意を感じる演奏など車庫での第一部を。
ご来賓や消防OB、関係者の皆さまから見守らる式典。音楽隊の演奏の時は、市民の皆さまが川添公園から注目され感動的な時間でした。
第二部は、多機能型消防団等訓練スペース(外) での消防職員・消防団員の消化・救助訓練のお披露目と新庁舎内の内覧。消毒室から受付、事務所、出動準備室、食堂、仮眠室、体力錬成室、研修室、待機室、屋外訓練場にて解散。皆さま、お疲れさまでした。
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(消防本部ホームページより) この多機能型消防団等訓練施設は10月から運用開始されます。
昭和42年から長らくの間、栄町1丁目5番1号において業務を実施してきました中消防署富田分署の庁舎建て替えを行うとともに、ポンプ操法訓練をはじめとする各種消防訓練や研修が実施可能な消防団の訓練施設として、消防団拠点施設を新たに川添1丁目18番4号に整備し、令和6年10月1日に運用開始の運びとなりました。
本施設につきましては、5点の基本コンセプトを元に整備。
1点目は防災拠点としての十分な機能を持つ施設。
2点目は、本市初の多機能型消防団等訓練施設。
3点目は、市民に親しまれ来署しやすい施設。
4点目は、職員が安心して勤務できる施設。
5点目は、環境に配慮した施設。
特に防災拠点としての機能面では、屋上に非常用発電設備と受水槽を設置し、災害時の活動拠点として必要な機能を確保するとともに、地下に有効貯留量265立方メートルの雨水貯留施設と容量40立方メートルの耐震性貯水槽を設置。さらに、大規模災害時には、受援施設として応援部隊の集結場所としても活用できるよう考慮してます。
施設概要
庁舎:鉄筋コンクリート、地上3階建、面積752.28平方メートル、延べ面積1,804.92平方メートル