令和5年 消防年報
高槻市消防本部より
消防本部より「令和5年 消防年報」が発行されました。
面積105.29平方キロメートル、東西10.4キロメートル、南北22.7キロメートルのまち。そのまちの市民の生命と財産を守る消防本部と消防団の皆さま。
その沿革は、消防年報より、昭和20年1月1日に大阪府警察部消防課高槻特別消防出張所として消防曹長2名、消防補助員14名から、警察署長指揮下に配置され発足。
23年に、高槻市、島本町、富田町、五領村、三箇牧村など発足後、10月1日高槻市単独の消防本部(署) を発足されました。
平成14年10月1日には、財団法人大阪府三島救急救命医療センター高槻市消防本部救急ステーションを設置し、医師が同乗して出動する特別救急隊の試行運転が開始。平成18年10月5日に本格運用が開始されました。18年10月には、ステーション配置職員を増員、特別救急隊の本格運用が開始されました。(19年から市会議員に)
22年10月1日には、消防本部マスコットキャラクター「はにわの消防隊『はにたん』」が誕生。今では、本市のマスコットキャラクターとして多くの市民に愛されています。
翌23年6月6日には、消防本部(中消防署庁舎) の鉄筋コンクリート造(Pca-Pc工法) 6階建て、免震構造の庁舎が完成し運用が開始。
25年には、消防救急デジタル無線の整備が完了、28年には、新名神高速道路の供用開始向けた災害対策。消防・救急部隊運用、情報システムの改修が実施。
令和4年7月には、大阪医科薬科大学内に高槻消防本部救急ステーションを移転、同大学において特別救急隊の運用が開始。
同年10月、消防指令システム共同整備、消防指令事務の共同運用に向けて高槻市島本町消防指令事務協議会が発足。私たちも広域連携を推進してきました。
*
消防本部、消防団ともに、日夜市民の生命と財産を守り、予防活動に努めていただきながら、全力の消防業務を。
令和5年度の火災件数は58件で前年より12件減少しており、救急の出動件数については、24,743件で前年比967件の増加。8時~20時頃の出動が1,000件超で多くなっていました。
公明党議員団としては「令和6年度高槻市政の施策と予算編成に関する要望書」より、令和4年度の総務省消防庁の「消防白書」より、救急需要の増加が課題となっていることから今後の高齢化は益々、進展することから救急需要は更に増大する可能性が高くなることが示されている。本市においても同様の環境より、適切な救急出動体制を検討することを要望してきました。