4市町運営の診療所を視察/大阪府議会公明党
(19日 公明新聞より) 大阪府議会公明党(肥後洋一朗幹事長) はこのほど、施設の耐震性や駐車スペースなどを確保するために新築移転し、今月で1年が経過した高槻市の「高槻島本夜間休日応急診療所」を訪れ、関係者から医療提供の状況を聞いた。
同診療所は高槻市など4市町が運営し、夜間や休日における急病やけがの軽症患者を対象としている。
365日体制で地域の医療機関の休診時間帯をほぼ100%カバー。同診療所の受診後、入院や検査が必要な場合には、二次や三次救急医療機関に受け入れの対応を依頼する。
一行は、内科、小児科、外科、歯科の診察室を視察したほか、一般患者と動線を分けて新たに設置された「感染症エリア」を確認した。案内した関係者によると、大阪市内や京都市内からも来所があり、年末年始には1日500人前後の受診があったという。
視察後、肥後幹事長は「安全安心な医療体制の確保に重要な施設だと感じた。今後も府民の健康と命を守るため、役割を果たしてもらいたい」と話していた。