第51回全国消防救助技術大会に向けて 高槻市消防救助技術訓練総見
20日(火)、第51回全国消防救助技術大会に向けて、高槻市の「消防救助技術訓練総見」が消防本部において開催され見学させていただきました。
消防・救助の使命は、市民の生命・身体・財産を守るこだと。皆さま、いつも本当にありがとうございます。
濱田剛史市長からの訓示、笹内和志市議会議長からのご挨拶、市会議員も来賓紹介いただき「頑張ってください!!」とエールを贈らせていただきました。
保育園児も応援に。可愛い声で「がんばれ~」と
総見は、“ロープブリッジ救出” と“引揚救助” 日頃の訓練の成果を発揮され、大会に向けての真剣さが思い切り伝わってきました。
最後に、大会に向けての決意表明も。
救助は失敗を許されないと、大会出場への採点は減点方式で時間だけ競うのではなく、内容に減点があれば出場できないとか。救助技術大会ですね。頑張ってください!!
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ロープブリッジ救出:4名1組(要救助者を含む) が、ビルなどで逃げ遅れた要救助者を、隣のビルから、ロープを展張して救出することを想定しています。
隊員2人がロープ・カラビナを携行して対面する塔上に進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げ、牽引し救出します。流れるように展開することが、この種目の特長です。前回大会の全国タイムは45.01秒です。(標準タイム75秒)
引揚救助:地下やマンホールなどに転落した要救助者を地上に救出するという災害事例から生まれた種目で、5人1組(要救助者含む) のうち、隊員2人が空気呼吸器を装着後、塔下に降下し、検索により要救助者を発見。
塔上の隊員に発見の合図を送った後、要救助者を隊員4人で協力して地上に救出し、さらに塔下の隊員はロープ登はんにより地上に脱出します。前回大会の全国大会出場は、79.11秒です。(標準タイム129秒)