委員長として
新名神・交通体系等対策特別委員会を開催
2日(木)、委員長として「新名神・交通体系等対策特別委員会」を開催致しました。委員の皆さま、理事者・職員の皆さまお疲れ様でした。
今回の案件は3つ、案件1 新名神高速道路の整備促進について、案件2 新名神高速道路等の沿道まちづくりについて、案件3 環状幹線道路等の整備促進についてとなっています。
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案件1 新名神高速道路の整備促進についてでは、新名神高速道路に係る最近の動向について。
平成7年7月の第二名神自動車道の都市計画決定以来、平成29年12月の新名神高速道路、高槻~川西間開通、30年3月の川西神戸間開通。以後、令和4年2月にNEXCO 西日本が八幡京田辺~高槻間開通時期の延長(令和9年度) を発表したところです。
高槻市では、新名神高速道路高架下利活用について、本市のさらなる魅力的なまちづくりにつながるよう令和3年度から検討を開始。供用時期の令和9年度への延期に伴い、高架下空間の整備について引き続き検討されていきます。
この高架下空間利活用ゾーニング案としては、名神高速道路から国道171号の間では、集い・憩いゾーンとして、地域の人々が日常的な憩いやボール遊びを楽しむことができる広場、公園などが検討され、国道171号から淀川までの間は、スポーツゾーンとして多目的グラウンド、スケートボードパークなどが検討されています。
スポーツゾーンについては、公明党議員団としても新名神高速道路の高架下の有効活用を要望してきたところで一日も早く設置できることを期待しています。
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次に案件2 新名神高速道路等の沿道まちづくりについては、平成19年12月地元自治会の計画的なまちづくりに向けた勉強会を開始され、23年1月に協議会発足、無秩序な開発の抑制を目的とした土地利用に関する申し合わせが締結されてきました。
令和4年度の工事進捗状況について、道路築造、公園整備、水路築造、宅地造成が進んでいるところです。企業の進出状況も示され3月にはまちびらきが予定されています。
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案件3 環状幹線道路等の整備促進については、幹線道路では国道171号交差点改良が進んでいます。右折車線の設置で事故を防止し渋滞を緩和するなどの取り組み等、八丁畷、大畑町、富田丘町西、野田、南芥川町、桃園町交差点において取り組まれています。
外環状線道路では、大阪、京都方面のアクセス機能の向上を図り、国道171号の交通量が減少することで市内中心部等の渋滞の緩和を図ること等、十三高槻線、高槻東道路、富田奈佐原線において取り組まれています。
内環状線道路では、芥川上の口線で整備により市内中心部の幹線道路網を充実させます。
都市間道路では、牧野高槻線・渡河部において広域的な道路ネットワークの形成、災害時の緊急輸送機能を担う重要な路線となる取り組み。放射状幹線道路、大阪高槻線)では、渋滞が慢性化している箇所など交差点を改良し円滑な通行を確保する取り組みとなっています。
本日のご質問、ご意見等、3月定例会において委員長報告を行います。皆さま宜しくお願い致します。