特に優秀と認められ第1位
安満遺跡公園が第38回都市公園等コンクール「国土交通大臣賞」を受賞
2021年の全面開園以来、広大で、いつも賑わう安満遺跡公園の「国土交通大臣賞」の受賞、誠におめでとうございます。高槻市民として誇らしく思います。
多くの関係者の皆さまのご尽力、高槻をいい街にしようとの思いの結晶だと感じています。
安満遺跡公園 <あきひログ
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(市ホームページより 11月2日更新) 令和4年10月28日、本市の安満遺跡公園(高槻市八丁畷町) が、令和4年度第38回都市公園等コンクールにおいて、技術水準が高く今後の模範となる最も優れた作品に贈られる「国土交通大臣賞」を受賞しました。
このコンクールは、一般社団法人日本公園緑地協会が、都市公園の設計などの技術水準の向上や新たな時代の都市公園の創造に寄与することを目的として開催されるもので、都市公園、公共施設緑地、民間施設緑地等を対象に、設計、造園施工、材料・工法・施設、管理運営、企画・独創の5部門で広く作品の募集を行っています。
安満遺跡公園は、その中で特に優秀と認められ、第一位の栄誉に輝きました。
安満遺跡公園は、弥生時代の国宝級の国史跡「安満遺跡」である史跡公園と、耐震性貯水槽や防災倉庫、災害時用ヘリポートなどの防災機能を持つ防災公園の2つの事業が一体となった、本市の新たなシンボル公園です。
歴史・環境資産を活かしつつ、活発な市民活動の場としても利用できるように、つくりこむ場所とつくりこまない場所をわける「フルメイド・ハーフメイド」という考え方を取り入れ、「市民とともに育てつづける公園」を理念に計画・設計されました。
そのような都心の自然環境を最大限に活かした空間展開と貴重な歴史資産を保全・活用した点が、高く評価され、今回の受賞にいたったものです。
評価コメントとして、中心市街地に近い西側のエリアの都市的空間と、安満遺跡や旧京大農場の建物・樹木などの歴史資産を活かす中央・東側の歴史資産空間に分けた空間展開による新たな修景景観、環境を創出するとともに、弥生時代の居住域・生産域・墓域が確認された貴重な環濠集落跡の再現や、長く市民に親しまれてきた農場建物群の利用が大変高く評価された。と記されています。