公明新聞「北斗七星」 改めての決意
(21日付け公明新聞「北斗七星」より) 長年にわたり公明党を支えてこられた80代の女性のお宅を訪ねた。年齢を感じさせない、はつらつとした受け答えに感服し、健康の秘訣をうかがった。
すると、365日1日も欠かさず近所の公園まで歩き、数十人が集まるラジオ体操に参加し続けているという。日々の積み重ねがいかに大事か、改めて実感した。
◆次元は異なるが、歩きに歩いて偉業を成し遂げた人といえば江戸時代の測量家・伊能忠敬が挙げられよう。55歳から71歳までの17年間で10回にわたって全国各地を測量し、精密な日本地図の作製に力を尽くした。
◆費やした日数は3700日を超え、測った陸上距離は地球一周を上回る4万3700キロに及ぶ。調査は縄や鎖などを用いる当時の一般的な方法で行われたが、誤差を減らす工夫を随所に設け、天体観測も加えた。入念な計測を繰り返し、精度をさらに高めていった。
◆また、忠敬は歩測も重視した。歩幅が一定になるように訓練し、そこから距離を算出する。まさに“地に足の着いた”一歩が後世に残る大事業となった。
◆現場第一主義の公明議員が動けば、政治が前進する。来春の統一地方選まであと半年。わずかのように感じる一日一日の積み重ねが勝利につながる。(歩)
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“わずかのように感じる一日一日の積み重ねが勝利につながる。”
伊能忠敬(いのう ただたか) さんの“一歩” からはじめた偉業に感服。現代のP・D・C・Aサイクルを回す取り組み、Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善) に感動。
昨日、人生62年の時を刻みSNSでは、たくさんのお祝いメッセージをいただきました。皆さま、ありがとうございました。
このあとの人生も、わずかのように感じる一歩から、地に足の着いた一歩から勝利に向かって“前へ”、改めての決意。