党員、支持者、国民の皆さまに深くお詫びを
熊野氏が参院議員辞職
(今日の公明新聞より) 公明党の熊野正士参院議員は30日、議員辞職願を秘書を通じて尾辻秀久参院議長に提出し、許可された。
熊野氏の議員辞職について、公明党の石井啓一幹事長は同日、コメントを発表するとともに、衆院第2議員会館で行った記者会見で「党員、支持者、国民の皆さまにあらためて深くおわび申し上げたい」と陳謝した。
その上で「本人は週刊誌報道を事実と認めて辞職したわけではない。報道されたこと自体で党員、支持者、国民の皆さまにご迷惑をかけたということで辞職の意思を示した」と説明。
また、今夏の参院選比例代表名簿に従い、元職の宮崎勝氏が繰り上げ当選することになると述べた。
コメント全文は次の通り。
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本日、熊野正士参議院議員から「辞職願」が参議院議長に提出され、辞職が許可されました。
熊野議員は、8月26日に入院しましたが、9月29日午後、熊野議員の妻ら家族は、医師の許可を得て、入院後初めて本人と面会しました。その際、妻の代理人弁護士が同席しました。
報道された事実関係は別として、本人はこのような報道がなされたことにより、党員、支持者、国民の皆さまに多大なご心配、ご迷惑をおかけしたことについて、おわびの言葉を述べ、議員辞職の意思を示し、その場で「辞職願」に署名しました。
29日晩、私を含め党幹部が、家族から本人との面会状況の報告を受け、「辞職願」を預かり、本日の提出に至ったものです。
公明党所属議員が議員辞職に至ったことについて、党員、支持者、国民の皆さまにあらためて深くおわび申し上げます。
なお、週刊誌報道については、党として、9月9日に名誉棄損を理由に、損害賠償・謝罪広告の掲載を求めて、週刊誌の発行元を提訴しております。
また、熊野氏の妻は、週刊誌報道にある女性に対し、法的措置をとったと聞いております。
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1日(土)、公明新聞に掲載された通り、熊野正士参院議員が辞職。改めまして、党員・支持者・国民の皆さまに深くおわび申し上げます。